2023.07.27 プレスリリース

大阪電気通信大学の島袋舞子特任講師と兼宗進教授による『解いて論理的思考力を身につける はじめてのコンピュータサイエンス』が刊行

大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)の島袋舞子特任講師(メディアコミュニケーションセンター)と兼宗進教授(工学部電子機械工学科/副学長)による『解いて論理的思考力を身につける はじめてのコンピュータサイエンス』(くもん出版)が、7月22日に刊行された。コンピュータサイエンスの基本的な知識についてクイズを解きながら知ることができる同書は、小学生だけでなく、中学生や高校生、大人もコンピュータの仕組みやプログラミングの考え方について楽しく学べる内容となっている。価格は税込1,540円。
 
【本件のポイント】
●大阪電気通信大学の教員がコンピュータサイエンスを楽しく学ぶことができる児童書を出版
●コンピュータの専門知識は不要で、小学校高学年から大人まで楽しめる内容。問題を通して読解力と論理的思考力を身につけ、解説を読んでコンピュータサイエンスについて知ることができる
●小学校から高等学校までの教育や大学入試においても、ITやコンピュータに関する教育や「情報」科目の重要性が増している中で、大阪電気通信大学では情報教育に力を入れている
 
【同書の特徴】
 このたび出版された『解いて論理的思考力を身につける はじめてのコンピュータサイエンス』は、兼宗副学長の監修のもと、島袋特任講師が執筆。キャラクターと一緒に問題を解きながらコンピュータサイエンスについて知ることができる入門書で、小学生や中高生だけでなく、大人まで楽しく学べるよう工夫された内容になっている。 
 コンピュータの考え方を身につけることで、論理的な考え方に加えて、物事の段取りや効率的に仕事を進める力も身につけることができる同書には、以下のような特徴がある。
 
・論理的思考力が身につく
 ロボットやドローンの動作を確認したり、ルールの通りに暗号を解読したりするなど、問題を解くには論理的思考が求められる。そうした問題に取り組むことで、論理的思考力が身につく。
 
・読解力が身につく
 問題文の他に図表やグラフなどを参照する場合があり、受験でも求められる読解力や読図力が身につく。
 
・コンピュータの前提知識は不要
 問題を解くのに専門知識は不要。解説でコンピュータのことに触れるが、無理に覚える必要はなく、まずは解くことを楽しむのが大切。
 
■『解いて論理的思考力を身につける はじめてのコンピュータサイエンス』
・著者: 島袋 舞子
・監修: 兼宗 進
・出版: くもん出版
・価格: ¥1,540(税込)
・判型: A4変型
・発売日: 2023年07月22日
・ページ数: 144ページ
・対象: 小学校高学年以上
・ISBN: 9784774334257
 
【本件の背景】
 近年、世界各国でコンピュータ教育を重視する傾向が強くなっており、日本でも小学校から高等学校までの教育でプログラミングをすべての生徒が体験できるように教育課程が変更されている。2020年から小学校でコンピュータやタブレットに必ず触れる教育が開始され、高校では情報Iが必修化。大学入学共通テストでも「情報」が出題され、国公立大学では原則必修化するなど、社会においてこれからさらに求められる分野だと言える。
 
 こうした中で、大阪電気通信大学でも情報教育に力を入れている。2018年度にはICT社会教育センターを設立するなど、学内にとどまらず、学外においても蓄積してきたICTのノウハウを社会に還元することを目指している。地元の寝屋川市や四條畷市をはじめ、大阪市や茨城県教育委員会などと連携協定を締結し、学生や大学院生、教員を教育現場に派遣するなど、超スマート社会の到来に備えた人材育成に寄与している。

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