7月21日(金)、本学寝屋川キャンパスにて近江兄弟社高等学校の1年生2人、2年生1人、教員1人を対象とした大学体験・見学会を実施ました。
はじめに、物理学実験室で数理科学教育研究センター 溝井浩教授によるアインシュタインの相対性理論や光速度不変の原理、GPS衛星と地上での時間のずれなどの講義を受け、「物体の自由落下による重力加速度の測定」の実験を行いました。
実験では、落下距離と落下時間を測定する為の装置を使い、測定値から重力加速度を求めレポートを作成しました。その後、発展課題として基準重力点と生徒たちが測定した値の比較を行いました。さらに、質量が異なる物体の落下時間を測定し「落体の法則」も学びました。
講義の最後に溝井教授は「大学では、結果をレポートにまとめて終わるのではなく、実験結果をもとに解析し考察していくことが重要となってきます」と話し、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
次に、OECUイノベーションスクエアを見学。自然光を採り入れた明るいパサージュや開放的な研究室、学生ラウンジなどを見学しました。
昼食休憩では学内の食堂を利用し、生徒のみなさんは満足した様子でした。
午後からは、3D造形先端加工センターの見学を行いました。実験サポート課職員による説明を受けながら普段目にすることのない先進な工作機械や、実際に3Dプリンタでつくられた造形物に触れ興味深々の様子でした。
最後に入試課職員より本学での学びや設備、資格取得やキャリア支援制度について説明を行いました。
見学した生徒は「はじめて大学見学に参加して、大学の大きさに驚きました。実験では専門知識が多かったですが楽しかったです」「実際に体験すると大学のいろいろなことが知れるので、これからも大学見学会に参加して、自分にあう大学を見つけていきたいです」「理系大学で進学を考えていたので、見学会に参加して得るものがたくさんありました。3D造形先端加工センターで見た工作機械や3D造形物に驚きました」と話していました。
体験授業等を通じて本学の特色ある学びや、キャンパスの雰囲気などの理解も深めていただけたのではないかと思います。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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