7月31日(月)本学寝屋川キャンパスにて今宮工科高等学校の1年生33人、2年生19人、3年生2人、教員2人を対象とした大学体験・見学会を行いました。
はじめに、入試課職員より本学での学びや設備、資格取得やキャリア支援制度について大学概要の説明を行いました。
次に、情報通信工学部 情報工学科 早坂昇教授による「音声信号処理~雑音除去から音声認識まで~」の模擬授業を行いました。
早坂教授が研究、開発に携わった音声操作電動ベッドや悲鳴検出システム、二足歩行ロボットなどの製品導入実績を説明し、その後、「三角関数と波」「音は波の足し合わせ」「周波数と基本周波数」「音声の速度変換」「音声の分離」を学びました。
音声信号の観測では、生徒が発声した「あ」の音を録音し分析。続いて、音の基本周波数や周波構造を学び、音声の特徴を失わずに音のスピードを変換するなど音声信号処理を施した音楽を聴き比べました。最後に2人の生徒が同時に自分の名前を発声し、音声を分離してみせました。生徒たちは興味津々で講義を受けていました。
模擬授業後は、OECUイノベーションスクエア内を見学。自然光を採り入れた明るいパサージュや開放的な研究室、学生ラウンジなどを見学いただきました。
次に、建築学科研究室前に移動し、工学部 建築学科 北澤誠男准教授によるICTを駆使した建築デザインや、専門知識の修得など建築学科での学びの説明を受けました。その後、建築学科の学生たちが製作した模型やポスターなどを、同学科の学生の説明を聞きながら見学しました。
休憩後は、3D造形先端加工センターと自由工房の見学を行い、実験サポート課職員による説明を受けながら、普段目にすることのない先進な工作機械や、実際に3Dプリンタでつくられた造形物を見学しました。また、自由工房では迷路内を走るマイクロマウスなどに興味を深めていただきました。
その後、食堂へ移動し食堂体験を行い、定食や麺類、デザートなど大学の食堂にみなさん満足した様子でした。
最後に、2年生の生徒が代表し「本日は半日ありがとうございました。この機会をいただけて、大学のことや学生生活のことを知ることが出来てよかったです」と感謝の言葉をいただきました。
キャンパスの雰囲気や特色ある学びを実際に体験していただくことで、本学への理解や学校生活もイメージしていただけたのではないかと思います。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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