2023.09.11 総合案内

医療健康科学部理学療法学科が全日本スキー連盟フリースタイルスキー(モーグル)選手達の動作分析に専門技術スタッフとして参加しました

9月2日(土)~15日(金)の14日間にわたり、四條畷キャンパスの運動解析実習室において公益財団法人全日本スキー連盟のフリースタイルスキー(モーグル)のナショナルチーム強化指定選手を対象に動作計測・解析に伴う専門技術サポートを行いました。16人の強化指定選手が1日に2~3人がわかれて訪れています。
 
動作分析には、医療健康科学部理学療法学科 木村佳記教授、成俊弼講師、森下聖特任講師が専門技術スタッフとして参加しました。また、同学科の学生も作業補助として、参加しました。
 
本学の運動解析実習室には身体の動きを三次元的に測定する「三次元動作解析装置」や床面にかかる力を測定する「床反力計」などがあり、関節の角度、関節に加わる力、床を蹴る力、重心の動きなど、目には見えない運動力学的情報を高い精度で知ることができます。
 
取材当日は、ナショナルチームのサポート役である北海道科学大学保健医療学部理学療法学科 井野拓実助教と理学療法士の徳富みずき氏の指示の下、全日本選手権で優勝経験がある島川拓也選手の計測が行われました。
三次元動作解析計測では実習室にある赤外線カメラで体につける反射マーカーを撮影・検知し、その位置座標を計算することで行われます。また、選手達は動作解析装置の計測空間の中で、ジャンプや回転などの基本動作を行います。本計測のために動作解析技術を学んだ本学学生達は、計測準備から選手達に反射マーカーを設置する役割などを担いました。
 
徳富氏は「普段の動作の癖を知ることで競技に活かすことができますが、なかなか言葉で伝えることができない部分を、こういった装置を使うことで客観的に伝えることができます」とバイオメカニクスの必要性を話してくれました。
 
井野助教には「こういった装置が揃っていて、指導できる大学は多くない。今回、貴学が全面的に協力いただいたので、大変感謝しています」と感謝をいただきました。
 
木村教授は「精度の高い計測・解析に努め、得られた結果が選手の競技力向上や障害予防に役立つよう、全力でサポートします」と述べました。
 
今回の計測に参加したナショナルチーム強化指定選手は次のオリンピックを目指しています。
ぜひ、次のオリンピックで活躍してくれることを期待しています。

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