今年度の本学ブースでは、PCゲーム以外にもiPadやVRを活用したゲーム展示に加えて、訪問された方が本学公認VTuberとゲーム対決できる新たなコーナーも用意。学生の展示作品を試遊した来場者からは、完成度の高さに驚きの声をいただきました。また、ゲーム・広告会社の関係者や東京のゲーム制作会社で働く卒業生からもさまざまなアドバイスをいただき、さらにテレビ局からも取材を受けるなど出展した学生たちは非常に有意義な時間を過ごしました。
さらに、国際NPO法人であるIGDA(国際ゲーム開発者協会)日本支部が確保したインディーエリアのブースへも作品を展示。IGDA 日本支部は世界の主要ゲームイベントに対して、学生のスカラーシップ(奨学生)を募集するプログラムを実施しております。昨年度に引き続き、そのTGS2023スカラーシップに、本学学生が2名選ばれ、その特典としてTGS2023への参加と、それぞれが制作しているゲーム作品を展示させていただけることとなりました。
学生たちは、今回の出展に至るまで企画から制作、大学内プレゼン、展示、説明と長期に渡る活動と経験を経て、一回りも二回りも大きく成長した姿を見せてくれました。
今回のTGS2023への総来場者数は24万3,238人で、海外から来られた方も非常に多く、改めて日本のゲーム業界の人気の高さが示されました。本学ブースも4日間を通じて1,300名以上の方にお越しいただくなど、国内外、老若男女問わず多くの来場者で賑わい、大盛況の中で今年度の東京ゲームショウが幕を閉じました。
出展作品や各学生のコメントは次の通りです
◆ブース出展:岡本京士、白戸亜蓮、浅田直人(いずれもデジタルゲーム学科1年生)、庄司雄翔(ゲーム&メディア学科1年生)
◇ゲームタイトル:『JUST HAMMER』
◇コメント:チームは全員が1年生です。大学入学後にプログラミング・デザイン・サウンドといった基礎を学び、チームで打ち合わせを重ね制作を進めてきました。初年度で東京ゲームショウに出展できるとは思っていなかったので、学内コンペで選出された時はとても嬉しかったです。
◆ブース出展:金井祥馬(デジタルゲーム学科3年生)、西村凱聖(デジタルゲーム学科3年生)
◇ゲームタイトル:『Flower Garden』
◇コメント:企画、デザイン、プログラム、サウンドと得意分野で担当に分かれて制作しました。中でもビジュアルとBGMには徹底的にこだわり、シンプルで普段ゲームをしない方にも楽しんでいただけるよう心掛けました。
◆ブース出展 本学公認VTuber 月城紗夜(ゲーム&メディア学科2年)
◇コメント:2022年総合情報学部 卒業研究・卒業制作展 なわてん でゲーム部門賞を受賞した作品『
Explsoda!~シュワっとパンチアウト~』を使い、私たちVTuberとブースに来ていただいたお客様とで対決をしました!私の声でみなさんが立ち止まってくださり、ゲーム対決を通してみなさんに喜んでいただけて私たちも楽しかったです!
◆スカラーシップ生 有吉陽菜(デジタルゲーム学科3年)
◇ゲームタイトル:『攻城戦VR』
◇コメント:VRという普段は手軽に遊ぶことのできないゲームジャンルを展示会場でどのように気軽に遊んでもらうのか、試行錯誤しながら制作しました。実際に展示してみて、ゲーム内での情報の出し方や進め方を隣でつきっきりで説明しないといけないなど課題もありましたが、その場で面白かった!よくできている!といった声もいただき、非常に貴重な経験であったと感じています。
その他の本学出展ゲームタイトル等は以下の通りです。
◇ゲームタイトル
『Armament Girls -Digital Maiden Front line-』
『新鮮組』
『ふり撃て!コーラガンナー』
◆スカラーシップ生 大石昇弥(デジタルゲーム学科4年)
◇ゲームタイトル『箱勇者』