2023.10.17 総合案内

本学卒業生が「ミライREBORNスマイ プロジェクトー 医・食・住 でミライの健康な都市生活 ー」で佳作を受賞しました

9月29日(金)、グランフロント大阪北館(ナレッジシアター)にて、2025年大阪・関西万博「ミライREBORNスマイ プロジェクトー 医・食・住 でミライの健康な都市生活 ー」の最終審査が行われ、本学卒業生の宮部彰乃さん(2023年3月工学部 建築学科卒業)が学生・一般の部で佳作を受賞しました。
 
本プロジェクトは、主催者である公益社団法人全日本不動産協会が日本国際博覧会「大阪ヘルスケアパビリオン」のスペシャルパートナーであることから、同パビリオンへの出展に向けて実施した建築デザインコンペを実施。本コンペの入賞作品の中から展示用の3DCG映像等の作品を共創(翻案・制作)し、2025年大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」でリアルとヴァーチャルの両空間での展示を予定しています。
 
受賞した宮部さんの作品のタイトル「musitecture」は“音楽と建築の融合”を意味し、構想に半年、製作に3ヶ月を費やしました。慌ただしく日々が過ぎる今の時代に、様々な人にとっての居場所、自由な空間を造りたいと考え、音楽を用いて音の可視化を試み、楽曲の旋律をもとに空間を製作しました。
 
最終審査前に恩師である工学部建築学科 北澤誠男准教授の元を訪れた宮部さんは「音楽と建築を融合した『musitecture』は大学生活の集大成でした。今回のコンペディションを機に、学生時代に製作したものをブラッシュアップし、また自分の作品と向き合うことができて嬉しいです。これからプレゼンテーションに向けて緊張と不安でいっぱいですが、自信をもってやりきります」と意気込みを語っていました。
 
最終審査では北澤准教授がかつて設計事務所時代に設計したナレッジシアターにて、トップバッターでプレゼンテーションを行い、見事佳作を受賞しました。その後、行われた入賞者対象の懇親会では、審査員を務めた著名映画監督や建築家、デザイナー、ゲームクリエイターとの親睦を深めました。
 
今回の快挙に、北澤准教授は「我が学生は、真っ直ぐな眼差しと、素直な気持ちを持つ学生ばかりですが、何かと自分を過小評価しがちです。しかし、少し背中を押して、思いを形にする楽しさを一緒に共有すれば、どんどん成長していきます。宮部さんも純粋にモノづくりを楽しめたことが、今回の受賞に繋がったのではないでしょうか。今回の作品で宮部さんが訴えたのは、「ストレスの多い現代社会、義務や必要性に縛られず自らの心に従い、進んで向かえる場所を創りたい」という強い思いでした。本プロジェクトに真摯に取り組んだ経験は、今後の人生の大きな財産になることと思います」と話していました。
 
2025年 大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」での展示・公開の様子も、引き続きお伝えしていきます。

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