10月25日(木)、大阪信愛学院高等学校の1年生を対象とした、大学体験・見学会を実施しました。寝屋川キャンパスには1年生10人と教員2人、四條畷キャンパスには1年生37人と教員2人に来学いただきました。
寝屋川キャンパスでは、はじめに入試課職員による大学概要の説明を行い、続けてメディアコミュニケーションセンター職員と学生TA(Teaching Assistant)による体験授業「ドリトルプログラミング」※を行いました。
体験授業では、ドリトルを使用し「リンゴ拾いゲーム」を制作しました。生徒たちは、初めてのプログラミングに試行錯誤しながらもゲームを完成させることができ、満足そうな表情を浮かべていました。
模擬授業後は、「3D造形先端加工センター」で実験サポート課職員による説明を受けながら、先進的な工作機械や、3Dプリンタでつくられた造形物、本学がバックアップする学生のモノづくりの課外活動「自由工房」にて製作されたマイクロマウスなどを見学し、生徒たちは興味津々の様子でした。その後、情報通信工学部 通信工学科 木原満教授と学生TAによる模擬授業「光ファイバ実験デモ」を行いました。
電気通信や代表的な情報通信技術(ICT)を学び、研究室に移動後、光ファイバ接続デモの実演を見学しました。
最後に、OECUイノベーションスクエア内を見学。自然光を採り入れた明るいパサージュや開放的な研究室、学生ラウンジなどを見学いただきました。
四條畷キャンパスでは大学概要の説明後、2グループに分かれ医療科学科と理学療法学科の実習室を見学しました。
医療科学科が利用する臨床工学実習室では、医療健康科学部医療科学科 小出卓哉特任講師と学生TAが、実際の医療現場を模した模擬手術室で人工心肺装置や人工呼吸器、人工透析装置など本格的な機器や設備を紹介しました。
理学療法学科が利用する水治療法実習室では、同学部理学療法学科 桃井ちひろ特任講師が電周波治療器を使用した電気刺激療法を、運動解析実習室では同学部同学科 森下聖特任講師が運動解析装置や床反力計をそれぞれ紹介し、実際に体験していただきました。生徒たちは初めて見る医療装置に興味を示し、積極的に質問をしていました。
昼食ではカフェテリアへ移動し食堂体験を行い、高校とは違う大学の昼食を体験していただきました。
生徒たちは「兄が通う大学なので、今回の大学体験・見学会を楽しみにしていました。ドリトルプログラミングも3D造形先端加工センターも設備が整っていたので面白かったです」「はじめて見た3D造形先端加工センターがとても面白かったです。見学会に参加してよかったです」「趣味でプログラムを組んでいるので、自由工房のロボットにとても興味をもちました」と笑顔で感想を述べていただき、体験授業等を通じて本学の特色ある学びや、キャンパスの雰囲気を肌で感じていただくことで本学への理解を深めていただきました。
※「ドリトル」は本学 工学部電子機械工学科 兼宗進教授が開発した教育用に設計されたプログラミング言語で、小中学校ならびに高等学校の情報教育において幅広く利用されています。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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