1月23日(火)、寝屋川キャンパスにて株式会社IHIインフラ建設 防災・水門事業部 設計部 詳細設計グループ主査 浅野徹氏を講師としてお招きし、特別講演会(主催:本学メカトロニクス基礎研究所エネルギー・環境工学部門)を開催し、50人を超える学生・教職員が参加しました。
講演では『低摩擦ゴムの高圧ゲートへの適用に関する研究』と題して、水門構造や八ッ場ダム※が紹介され、低摩擦ゴムの特徴や実際の摩擦係数、水密ゴムの挙動・耐久性、止水限界水深等、浅野氏が携わってきた研究概要や実験内容をお話していただきました。
浅野氏は「今回の講演では、防災・水門事業部が扱っている製品と、その製品の中で採用されている技術の基本・実施例・留意点といったエッセンスに着目しました。今後もこれらの技術を駆使して、社会のニーズに合わせた開発や最適な提案を行い、より一層社会資本整備に貢献していきたいと思っています。学生の皆さんが今後研究を進めていく上で、何かヒントになる情報を提供できればと思います」と述べられました。
質疑応答では、学生からの発電設備についての鋭い質問に浅野氏は感心した様子を見せておられました。
参加していた学生は「川の氾濫防止にダムが必要不可欠なことや環境の配慮等、洪水から人の命や生活を守るための新しい観点を持つようになりました。特に、発電設備の話はとても興味深かったです」と話してくれました。
※八ッ場ダム…群馬県に建設された多目的ダムで、全ての機械設備を株式会社IHIインフラ建設で施工
ロボットからIT、ゲーム、医療まで多種多様な学び。
めざす専門分野のスペシャリストとして、未来を切り開ける人へと成長してください。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
PAGE
TOP