2月7日(水)、今年度で退職される工学部環境科学科 阿久津典子教授の最終講義が、寝屋川キャンパスで行われました。
阿久津教授は、1991年に本学工学部電子物性工学科に赴任して以来、電子材料工学科、応用化学科、環境科学科の開設をはじめ、大学院やエレクトロニクス基礎研究所での教育、研究に多大な貢献をしてきました。
本学の多くの学科では、年度末に教員の退職を記念して、通常講義とは別に「最終講義」と題した特別講義を開催しています。この日も恩師の最後の講演を聴講するため多くの学生や教職員が出席しました。
講義では「持続可能な働き方をめざして ―子育て・介護との両立―」をテーマに、女性研究者として多忙な毎日を送る中「子育てと仕事」や「介護と仕事」を両立するため、自治体や地域の支援センターを活用し、難しい局面でも夫婦で協力し合い歩んできたことなど、自身のこれまでの経験をふまえて子育てや介護をしながら女性が働き続けることのヒントを伝えました。
阿久津教授は「定年まで勤められるとは思ってもいませんでした。これもみなさまのお力添えのおかげです。ありがとうございました」と33年間を振り返り感謝の意を表しました。
講義終了後には、阿久津研究室の学生から花束が贈呈され、大きな拍手が送られました。
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