3月20日（水・祝）に中高生を対象とした「工学部魅力発見イベント」を寝屋川キャンパスにて開催しました。
今回が初開催となる本イベントでは、兼宗進工学部長による工学部の魅力紹介から工学部に関連した資格・キャリアについて、また学生による工学系課外活動団体「自由工房」の活動紹介を行いました。さらには新棟1階のパサージュ全体を使い、工学部の各学科がそれぞれの魅力を発信する体験ブースで参加者の皆さんにお楽しみいただきました。
基礎理工学科では学科開設以降、基礎理工学科の新入生が毎年チャレンジする「卵落としコンテスト」を開催。この競技はA2ケント紙1枚、セロハンテープなどの限られた材料で卵を守る緩衝器を制作し、中に卵を入れた緩衝器を約10メートルの高さから的の中心をめがけて卵を割らないように落とす競技です。物理の科学知識だけでなく、アイデアやモノづくりのセンスも問われる頭脳競技で、多くの挑戦者のうち見事1名が卵を割ることなく落下させることができました。
また、電子機械工学科では、先端科学技術を駆使したアシスト機器を使い、日常生活に立ちはだかるさまざまなバリアを乗り越えることを競う国際競技大会「サイバスロン」で使用する電動車いすの試乗体験を実施。
そのほか、「自由工房」のブースでは、災害時の救助活動をテーマにしたレスキューロボットの試技、そして設計から材料選定、加工、組立まで行い日本各地のレースに参加するEV(電気自動車)プロジェクトを紹介するなど、各ブースでは参加者と学生らが体験を通じて工学の魅力について和気あいあいとコミュニケーションを図っていました。
ご参加いただいた方からは、「お祭りのような雰囲気で体験ができて楽しかったです。学生さんや先生方に説明をしていただき、機械や電気だけでない工学の魅力が伝わってきました。キャンパスもとても綺麗で大学のイメージが変わりました」との感想もいただきました。
本学では、「工学部」をはじめ、「情報通信工学部」「建築・デザイン学部」「健康情報学部※」「総合情報学部」の計5学部で社会に役立つ人材を育成しています。
※ 仮称・設置構想中（2025年4月開設予定）
＜当日実施した体験イベント＞
・電動車いす「サイバスロン」体験
・卵落としコンテスト
・宇宙線ミューオン測定
・泥水を浄化「凝集操作」体験
・2D画像から３Dモデルを再構築
・ペダル式人力発電体験
・倒立振子のデモ
・ヒト型ロボット操作体験
・レスキューロボット操作体験
・知能ロボット操作体験
・マイクロマウス体験
・EV試乗体験
