「第22回環境・設備デザイン賞」で、建築・デザイン学部建築・デザイン学科空間デザイン専攻 深川礼子教授が、都市・ランドスケープデザイン部門で優秀賞を受賞しました。
環境・設備デザイン賞は、建築設備分野において従来あまり意識されることのなかった審美性などの「感性」に関する要素に焦点をあて、これに「機能性」「経済性」と環境問題も視野に入れた「社会性」を加えた4つの評価軸により、総合的かつ客観的に評価をする賞です。
受賞した『六甲最高峰トイレ』は、神戸の都市の魅力の一つである六甲山の価値向上、環境整備の一環として、山並みに呼応する折れ屋根とクサハラのランドスケープでつくる六甲山の自然を楽しむレストスペースとして2020年に山頂エリアに新設されました。
深川礼子教授は、塩田邦成学長に受賞の報告と作品について説明し「建築と設備、ランドスケープが一体となって、山頂エリアに人の過ごす気持ちのいい空間をつくりだしていることや、水の循環など持続可能なしくみをつくれていること、草原をワークショップの参加者と一緒につくる取り組みなど、建物の規模は小さいけれど全体を通して取り組んだ環境のデザインが評価されたこと、そのようにプロジェクトが育ってきたことを嬉しく思っています」と述べました。
【作品名】
六甲最高峰トイレ
【氏 名】
代表応募者:(株)ofa/小原賢一・深川礼子
共同応募者:神戸市 神戸市長/久元喜造
有限会社桃李舎/桝田洋子
長谷川設備計画/長谷川博
(株)エスエフジー・ランドスケープアーキテクツ/大野暁彦
(株)加藤久樹デザイン事務所/加藤久樹
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