公益財団法人生命保険文化センターによる2024年度研究助成成果論文表彰制度において、メディアコミュニケーションセンター 荒木千秋特任講師が研究奨励賞を受賞しました。
この表彰制度は2001年度から若手研究者の生命保険およびこれに関連する研究を支援することを目的に研究助成を行っており、その研究成果である成果論文に対して2009年度から実施されています。
荒木特任講師は2022年度に助成を受け、2023年度「生命保険論集」に成果論文を発表し、今回の受賞となりました。
荒木特任講師は「金融の自由化以降、金融環境の変化は家計に大きな影響を与えています。加えて、情報化社会において、家計が金融サービスにアクセスするチャネルは店頭取引からインターネット取引へと変化しています。これからは、金融リテラシーだけではなく、情報リテラシーの両方が重要となるでしょう。引き続き、金融リテラシーと情報リテラシーに着目した研究を進めていきたいと思います」と今後の研究への意欲を話しています。
受賞者
荒木千秋(教育開発推進センター メディアコミュニケーションセンター 非常勤講師※)
※現 メディアコミュニケーションセンター 特任講師
受賞論文
多様化する生命保険加入チャネルと加入行動―保険リテラシーの視点―
(「生命保険論集」223号、2023年6月号)