6月24日(月)観野福太郎基金グローバルフロンティア奨励金報告会を寝屋川キャンパスで実施しました。本報告会は奨励金の給付を受け、海外での活動後、帰国した学生によるもので、報告会にはアメリカ、ベルギー、タイで海外活動を行った学生、カナダでの英語研修参加者が報告を行いました。
本学には、卒業生の観野福太郎氏による大学への寄付金を原資とした奨励金制度があります。人間力の成長を目的とし、グローバルな視点から未来を切り拓くフロンティア精神を培ってほしいという同氏の想いから、海外にチャレンジする学生の活動を支援しています。
2023年度は、アメリカでのRobo Games参加者(1名)、ベルギーでのゲーム系国際会議参加者(1名)、タイでの無線通信を用いた若者の研修キャンプ参加者(2名)や、国際交流センター主催のカナダブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)での語学研修に参加した学生31名、合計36名が奨励金の給付対象となりました。
今回実施された報告会では、11人の学生が発表しました。
「アメリカのRobo Gamesで得られた海外経験が、卒業後の就職にもつながるなど、貴重な経験が得られた」「ベルギーでのゲーム系国際会議を通じ、国際的な活動の活発さを目の当たりにして非常に驚いた」「タイの無線通信を駆使した競技では、日本ほど物資がそろっていない中でどうやって競技を続行するかなど、外国語を使い、課題を一つずつ解決していく貴重な経験が得られた」「語学研修でのホームステイを通じ、コミュニケーションの大切さを再認識した」「一歩踏み出すことの大切さ」など様々な発表があり、海外での活動を経験した学生らは、お互いの発表を興味深く聞き共感する様子が多く見られました。
この報告会には、奨励金に関わる教職員の他、OBも参加しました。報告会後は、参加者全員で懇親会を行い、報告会では伝えきれなかった経験談や感想を伝え合ったり、目の前に迫る就職活動についてOBへ相談したりするなど活発に交流を深め、貴重な機会として取り組んでいました。