2024.08.09 イベント

わくわく科学体験!「テクノフェアinねやがわ」を開催しました

8月4日(日)、寝屋川キャンパスOECUイノベーションスクエア(A号館)で小中学生を対象に遊びを通して最先端の科学技術をわかりやすく紹介するイベント「~わくわく科学体験!~テクノフェアinねやがわ」を開催しました。
 
テクノフェアは深刻化する理科離れへの対策として寝屋川市・四條畷市・交野市・大東市・枚方市・門真市・守口市の教育委員会後援により実施しているイベントで、今年で15回目の開催となります。
日常生活で触れる機会が少ない科学技術をわかりやすく紹介し、「本当はおもしろい」科学の世界を体験してもらうことで興味と感心を持ってもらうことが狙いです。
 
今年はOECUイノベーションスクエア(A号館)の1階から3階、コンベンションホール、アクティビティホール、図書館に昨年の1.5倍の30の体験プログラムを用意し、約1,200人が来場しました。
 
同フェアには完全事前予約制で当選された地域の親子の方々が午前の部と午後の部に分かれて参加。子どもたちは学生のサポートを受けながら多彩なプログラムを楽しんでいました。
 
今春開設した建築・デザイン学部のブースでは、ミニサイズのベンチやテーブル、街路樹などの模型を使って広場をデザインする体験イベントを開催。参加者は「広場に自由に模型を置いてデザインするのがとても楽しかったです。学校では図工が得意で、何かを作ることが大好きです」と目を輝かせていました。
 
ペットボトルやティッシュボックスを使って花火の効果音の制作体験をした参加者は、「ペットボトルをたたいて音を作るのが楽しかったです」と話していました。
また、学生が音をパソコンで編集してQRコードに読み込んだ紙を手にして「家に帰ってお父さんのスマホでどんな音ができあがったのか聞くのが楽しみです」と興奮した様子で話してくれました。
 
大阪府臨床工学技士会の病院スタッフがAED(自動体外式除細動器)の使い方を指導する病院のお仕事体験ブースでは、子どもたちが人体模型を使って心臓マッサージに挑戦。
体験した参加者は「住んでいるマンションにAEDがあるのは知っていましたが、使い方は知らなかったです。今日、教えてもらって人の命を救うことは大変なことなんだと思いました」と神妙な面持ちで語ってくれました。
 
保護者の方からは「今まで敷居が高いと思い込んでいた大学が、私たち地域住民に開放してくださるのはとても貴重な機会です。抽選は競争率が高いので当選するかどきどきしましたが、今日こうして家族そろって参加できてうれしいです。体験ブースは小難しい内容ではなく、子どもたちが興味を持って取り組めるように工夫されていることにも感心しました」との声をいただきました。
 
テクノフェアを統括した地域連携推進センター長(工学部電気電子工学科)伊藤義道准教授は「理系が好きな子たちの裾野を広げるのがこのイベントの目的のひとつです。感受性が豊かな時期に様々な体験をすることで、将来は興味を持ったことを納得するまで考えて、取り組める大人になってほしいと願っています」と期待していました。
 
イベント会場には大石利光理事長と塩田邦成学長が訪れ、各ブースを巡回しながら参加された保護者、子どもたちや学生と談笑していました。
 
大石理事長は「大学が地域社会に貢献し、それが受け入れられ、必要とされることは、大学が生き残っていくうえで非常に大切なことです。学生たちもインプットしたものをアウトプットする機会であるこのイベントは大きな意味があります。自身の理解も深まるし、地域の人々との交流によって得るものが大きいからです」と話していました。
 
塩田学長は「大学の知的資源を地域に還元することで、子どもたちが『理科って面白い』と興味を持ってくれるとうれしいです。今年は出展数が増えたので、子どもたちに夏休みの研究課題を見つけてもらえるチャンスが広がったのではないかと期待しています」と語っていました。

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