10月14日(月)、寝屋川キャンパス コンベンションホールにて10月25日から27日にスイスで開催されるサイバスロン2024の壮行会が行われました。
壮行会には塩田邦成学長と渡部隆志副学長、「CYBATHLON RPwheelプロジェクト」のパイロットの小倉俊紀さんと学内メンバー11人が参加しました。
はじめに、チームリーダーの鄭聖熹教授(工学部電子機械工学科)が今回の大会の開催概要を説明し、メンバーの紹介をしました。紹介されたメンバーらは担当や大会への意気込みなどを話しました。
次に、現在の進捗状況を鄭教授が動画を踏まえて説明しました。鄭教授からは「この大会に出場するにはさまざまな条件をクリアする必要があります。そのため、当初出場を予定していたチームもクリアできずに断念していて、アジアから電動車いすに出場するチームは本学のみとなりました。本選出場用の車いすRPwheel24の調整がまだ続いていますが、大会日までには間に合わせて最高の状態でレースに臨む予定です」と話しました。
最後に塩田学長から「本学は学生の活動に対しての支援を積極的に行っており、みなさんのように海外へ飛び立つ学生を応援しています。こういった活動は卒業生なども応援しており、寄付をいただいています。教職員、卒業生が応援していますので、よい成績を残せることを期待しています」と激励の言葉を送りました。国際交流センター長でもある渡部副学長は「大会にはさまざまな海外チームが参加しています。ぜひ、そういった方々とも交流してきてください」と話しました。
サイバスロンはロボット工学などの先端技術を応用した義肢などを用いて障がい者が日常生活に必要な動作に挑む国際競技大会で、2016年に第1回がスイスのチューリッヒで行われました。第3回となる今回の大会では、従来の6種目の競技にスマート視覚補助技術を使用したレースと補助ロボットを使用したレースの2つの競技が追加され、8種目の競技を世界各国の76チームが競います。
社会的意義のある国際競技を目指す学生への応援をよろしくお願いいたします。
【開催概要】
開催期間:2024年10月25日(金)~27日(日)
会 場:スイス チューリッヒ「SWISS アリーナ」
世界各地のローカルハブ
競技種目:
ARM Prosthesis Race(ARM義肢レース)、Assistance Robot Race(アシストレース)、Wheelchair Race(車いすスレース)、Vision Assistance Race(視覚補助レース)、BCI Race(BCIレース)、FES Bike Race(FESバイクレース)、Leg Prosthesis Race(義足レース)、Exoskeleton Race(外骨格レース)
【出場チーム】
チーム名 : OECU&R-Techs
参加者 : 教員2名、学生8名、パイロット1名(外部)
レース時間 : 予選 10月27日(日)1時(スイス:26日(土)18時)
決勝 10月27日(日)18時(スイス:27日(日)11時)