10月17日(木)、バングラデシュの伝統と近代が融合するJagannath(ジャガンナート)大学と協定を締結しました。
両大学の教員・学生間の交流を深め、共同研究を推進し、学生交換プログラムや共同研究プロジェクトを実施するため、両国の未来を担うグローバルな人材育成と学術の発展に貢献する新たな一歩を踏み出しました。
工学部基礎理工学科 福田共和名誉教授のもとで本学の博士号を取得したSuranjan Kumar Das教授を共通教育機構数理科学教育研究センター 溝井浩教授が研究訪問した際、大学事務局長であるMd. Humayun Kabir Chowdhury教授と意見交換を行い、今回の協定締結が実現しました。
ジャガンナート大学はバングラディッシュ、ダッカ市の南の歴史的な旧市街地に位置します。本学の寝屋川キャンパス程度の敷地に、2つの研究所と7学部36学科が置かれ、約19,000人の学生が学び、960人の教員、850人の職員からなる国立大学です。ダッカ市自体が世界一の人口密度を誇り、大学キャンパスも同様に大規模です。
バングラデシュ国内におけるジャガンナート大学の順位付けは、138大学中32位、ダッカ市内における位置付けは、63校中18位となっています。
ジャガンナート大学との提携は、本学の国際化を推進する上で大きな機会となり得ます。
両大学の強みを活かし、互恵的な関係を構築することで、交換留学や研究交流の機会をつくり、学生・教職員双方にとって有益な成果を今後期待します。