2024.12.11 イベント

デジタルゲーム学科・ゲーム&メディア学科「社会プロジェクト実習」木子・由良班がゲームイベントを開催しました

12月1日(日)、本学総合情報学部デジタルゲーム学科、ゲーム&メディア学科「社会プロジェクト実習」で木子香教授と由良泰人教授が担当する学生が、授業で制作したゲームを集めたイベント「遊んで学ぶ四條畷の文化 第5回市民ゲーム大会」を四條畷市市民総合センターで開催しました。同市内の小学生や市民約100名が参加し、四條畷市の魅力を発信するツールとして制作したゲームを体験していただきました。
 
木子教授と由良教授が指導するプロジェクトチームは、四條畷市教育委員会文化財課の協力を得て今春スタート。40数名の学生が合同でゲーム制作に参加、「遊びを通して四條畷の歴史や文化を学ぼう」をテーマに取り組みました。完成した8作品は四條畷市に寄贈。市内小学校内で実施する放課後の居場所づくり事業である「放課後子ども教室」及び「なわてふれあい教室(放課後児童クラブ)」で活用される予定です。
 
イベント当日はまず、学生から四條畷市教育員会にゲームの贈呈を行いました。贈呈式には東修平市長と藤岡靖幸・同教委社会教育部長が出席されました。本学からは渡部隆志副学長、大西克彦総合情報学部長、伊藤義道地域連携推進センター長が出席しました。
 
プロジェクトチームを代表する学生が藤岡社会教育部長にゲームを贈呈した後、渡部副学長が挨拶。「自分たちが面白いと思って作ったゲームに対して、子どもたちがどのように反応するのかを見ることは興味深いです。紛争が多い世の中ですが、ゲームを楽しめるということは平和であるからこそで、非常に重要なアイテムです。学生たちはゲームに関わる様々な技術を磨いていますが、自分たちがそういったことに携わっていることが子どもたちや大人たちの喜び、社会全体の幸せに寄与できることを今日、リアルに感じてほしいです」と熱く語りました。
 
続いて東市長が登壇され、「実はゲーム大会が行われる以前より、大阪電気通信大学様には地域の皆様と連携していただくという形でお世話になっています。ゲーム大会が開催されるようになってからは第1回からすべて私は参加させていただいております。年々、ゲームの種類が増え、頭を使って戦略を練る内容に進化しており、楽しませていただいております。四條畷市で育つ子どもたちが楽しく歴史を学べる、それを四條畷市にキャンパスがある皆さんが作ってくださる、市長としてこんなうれしいことはありません。今後も電通大の皆さま方のお力添えをいただきながら、四條畷市が発展していけたら、と願っています」とお言葉をいただきました。
 
贈呈式に続いてゲーム大会が行われ、「なわてヒスイストーリー」や「四條畷陣取りゲーム」「古墳パズル」などすごろくやカードゲームを中心に展示発表。「なわてヒスイストーリー」を制作した黒田悠一郎さん(総合情報学部ゲーム&メディア学科3年)は「宝石の翡翠の飾り物が四條畷市内で出土したことにヒントを得て、ゲームを制作しました。私はルールの策定やポイントの調整を担当。今日、子どもたちが笑顔でゲームを楽しんでいる姿を見てうれしかったです。将来は大学で学んだことを活かした仕事に就きたいと思います」と目を輝かせて希望を語っていました。
 
木子教授は「プロジェクトがスタートした当初、四條畷市の歴史や文化について何も知らない学生がほとんどでした。市職員の方々によるレクチャーやご協力のおかげで、学生たちの中に情熱と積極性が芽生えました。熱心にゲーム制作に取り組む学生たちを見て、大きく成長したことを実感しています」と学生たちの努力と成果を高く評価していました。

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