一般社団法人日本産業技術教育学会主催の「技術教育創造の世界(大学生版)発明・工夫コンテスト」で、工学部電子機械工学科 兼宗研究室の学生5人がそれぞれ特別賞と奨励賞を受賞しました。
本コンテストは、教員養成系大学に在籍する学生や大学院生、および卒業・修了して2年以内の社会人が、個人またはグループで製作した作品を対象とするもので「発明工夫部門」「教材開発部門」「プログラム部門」「スキルアップ部門」「その他の部門」の5部門に分かれています。
研究発表は以下のとおりです。
発明工夫部門 奨励賞
『飲み忘れ無し薬箱の開発』
概要:https://jste.info/contest/wp-content/uploads/2025/02/2024_hatsumei_4.pdf
釘宮侑平(工学部電子機械工学科3年※)
発明工夫部門 奨励賞
『沸騰通知システム「ぽこぽこ」』
概要:https://jste.info/contest/wp-content/uploads/2025/02/2024_hatsumei_5.pdf
稲田涼太(同学科3年※)
プログラム部門 特別賞
『姿勢検出を利用したスクワット支援アプリの開発』
概要:https://jste.info/contest/wp-content/uploads/2025/02/2024_program_2.pdf
井上颯馬(同学科3年※)
プログラム部門 特別賞
『アトラクション待ち時間予測システムの開発』
概要:https://jste.info/contest/wp-content/uploads/2025/02/2024_program_3.pdf
柳岡篤志(同学科3年※)
プログラム部門 奨励賞
『ショッピングサイトと連携した貯金管理アプリ』
概要:https://jste.info/contest/wp-content/uploads/2025/02/2024_program_5.pdf
志摩泰行(同学科3年※)
■受賞学生コメント
釘宮侑平さん
「家族の薬の飲み忘れを防ぐため、画像認識を使ったシステムを作りました。授業で画像認識の基礎は学んでいましたが、実際に自分で使ってみるのは初めてで、照明や周囲の環境によって色の調整が難しく工夫が必要でした。今後は実用化に向けて、製品化を目指していきたいです」
稲田涼太さん
「通知がぽこぽこ鳴るので、システムの名前を「ぽこぽこ」にしました。この発明のきっかけは、インスタント麺の沸騰待ちが面倒で、スマートフォンで確認できたら便利だと思ったからです。実際、プログラムや回路が難しくて苦労しましたが、うまく動いたときは達成感がありました。これからも面倒なことを気軽にできる発明を目指していきたいです」
井上颯馬さん
「先輩の研究をもとに、正しいスクワットでキャラクターが育つ仕組みを作りました。運動習慣に応じた難易度調整やプログラムの落とし込みが難しかったですが、その分やりがいも大きかったです。今後はさらに内容をブラッシュアップし、卒業研究として取り組んでいきます」
柳岡篤志さん
「遊園地などのアトラクションの待ち時間を予測するシステムを作りました。予測に使うデータを集めるのはとても大変でしたが、予測が実際の待ち時間と合っていたときは達成感がありました。今回は、ひとつのアトラクションに対応しましたが、今後はもっと多くのアトラクションにも使えるシステムにして、実用化を目指したいです」
志摩泰行さん
「銀行口座を使わない人向けに、貯金の記録や管理ができ、貯金額に応じたショッピングができるプログラムを開発しました。試行錯誤を重ねてようやく完成し、動作確認もできたときは達成感がありました。今後は、貯金の報酬や達成感を分かち合えるコミュニティ機能を追加したいです」
※発表当時のものとなります
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