11月10日(月)、寝屋川キャンパス3D造形先端加工センターにてマシニングセンタ3級合格証書の授与式が行われました。
授与式には、センター長 田代徹也教授、実験サポート課職員、受験者4人が参加。今回は受験者全員が合格し、田代センター長から合格証書とバッジ、3D造形先端加工センターの機械を使って作られたプレートが授与されました。
授与式後、田代センター長と学生らは塩田邦成学長へ合格の報告を行いました。塩田学長は賞状とバッジを手に取りながら、努力を労いました。
塩田学長は「本学は役立つ大学として資格取得に力を入れており、みなさんが資格取得のロールモデルとなってくださったこと、とてもうれしく思います。この資格で培った技術をぜひ日々の学習や就職活動、世の中のために役立ててください」と話しました。
今回唯一の2年生である宇山泰さん(工学部電子機械工学科2年)は「授業などで職員の方に部品の加工をしていただいたことで3D造形先端加工センターの機械に興味をもち、自分も作ってみたいと考え、受験を希望しました。2年生はひとりでしたが実験サポート課の職員の方のサポートを受けながら試験まで練習をすることができたので、合格することができました」と話してくれました。
マシニングセンタ3級とは「機械加工技能士」を指し、国家資格になります。機械加工技能士は、操作する機械ごとに試験が設けられ、NC(数値制御)旋盤やマシニングセンタなどで部門が分かれ、3級、2級、1級といった段階があり、3級は初級技能者、2級は中級技能者、1級は上級技能者レベルとなっています。2級以上を受験する場合は実務経験が必要となります。