3月9日(土)、四條畷市立教育文化センターで「第7回楠正行シンポジウム」が行われ、本学総合情報学部ゲーム&メディア学科の木子香准教授が講演しました。
木子准教授は第1部で登壇。「
くすのきまさつらカルタの制作意義について」と題し、カルタ制作を通して学生たちが得た発見や学びなどについて基調講演を行いました。
まず、四條畷楠正行の会の扇谷昭代表との出会いやプロジェクトを立ち上げるまでの経緯、ゆかりの地を巡ったこと、20人の学生が6班に分かれてカルタづくりに取り組んだことなどを紹介。
またカルタ制作の意義として、歴史の伝承と地域への貢献、学生の成長の3点を挙げ、「楠正行がどのような人物か知らなかった学生たちが、取り組みの中で考えを形にしていく苦労や楽しさ、完成した時の感動を味わうことができ、これから社会に出ていく時の大きな糧になったと思います」と締めくくりました。
第2部では「今、蘇る楠正行ワールドをあつく語る」と題し、吉野山如意輪寺の加島裕和副住職と扇谷代表の対談が行われたほか、本学学生らが制作したカルタなどが展示されました。当日は多くの方が来場され、本学教員の取り組みや学生たちの学びの成果を知っていただく機会となりました。