南北朝時代の武将・楠正成(くすのきまさしげ)を祭る湊川神社(神戸市)で11月17日(日)、本学総合情報学部デジタルゲーム学科の授業「社会プロジェクト実習」の一環として、社会プロジェクトチームがポスター発表を行いました。地元住民から「楠公(なんこう)さん」と親しまれている同神社には、朝から参拝客ら大勢の市民が訪れ、境内にずらりと並んだ30枚のポスターに見入っていました。
同学部の木子香准教授が指導するプロジェクトチームは、楠正成の息子・正行(まさつら)の顕彰・伝承活動に取り組む市民団体「四條畷楠正行の会」の依頼を受けて、2年前から絵本制作やカルタ大会などを開催。今年も4月から講義や学外での実習を通してポスターの制作を進めてきました。
チームの学生たち(15人)は30枚のポスターを制作。普段はデジタルツールを駆使して情報を発信していますが、この日はアナログな創作物であるポスター展示発表を通して市民と熱心にコミュニケーションを図るなど、デジタルにはない「ライブ感」を楽しんでいる様子でした。
今回の発表は、湊川神社の宮司をはじめ神社の方からも高い評価を受けていました。
木子准教授は「自分たちで作ったものを色々なメディアを使って宣伝し、学外の大勢の人にプレゼンテーションすることは貴重な機会。自分の思いを自分の言葉で、相手目線に立ってどう伝えるかという能力を鍛えることが教育目標です」と話していました。
社会プロジェクトチームでは、今後も地域に根付いたさまざまな発表を行っていきます。
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