2020.01.14 総合案内

「AI実践フォーラム2019」を開催しました

本学の「ICT社会教育センター」は、11月から12月にかけて「AI活用」について機械学習技術と知識記述を総合的に学ぶ講座「AI実践フォーラム2019~各種機械学習ツールと知識記述との連携に向けて~」を駅前キャンパスメディアセンターで4回開催しました。

 

今回の「AI実践フォーラム」では、データから合理的な判断を下す機械学習技術を学ぶことを目的とし、講演だけでなく、最新のAIツール群を実際に体験する形で実施しました。

近い将来、急速に推進される「AI活用」に興味をお持ちの社会人や初等中等学校の教員が参加され、最先端の技術や知識への好奇心に満ちた人々の熱気にあふれていました。

 

フォーラムの第1回(11月2日)は「IBM Watosonを使った最新AIツール入門」と題し、講師:日本IBM戸田亮氏、解説:情報通信工学部長の越後富夫教授が担当され、第2回(同16日)は「Deep Learnerを活用した機械学習超入門」と題し、講師:NTTデータ数理システム 中園美香氏、解説:辻谷将明名誉教授が担当されました。第3回(同30日)「オントロジー構築ツール『宝造』による知識記述」と最終回(12月14日)「SPARQLによるナレッジグラフ(知識グラフ)の検索」は、本学情報通信工学部情報工学科 古崎昇司教授が講師を務めた。受講生から質問に対し、学生がサポートに入るなど、本学を挙げて地域の皆さまに知識の提供をさせていただきました。古崎教授は「既存のLinked Open Dataを有効利用することでさまざまな知識を検索することができます」と締めくくり、全4回のフォーラムは幕を閉じました。

 

本学は2014年にビッグデータフォーラムを開催して以来、先端的なICT技術を地域に情報伝達してきました。今後も、さらなる技術情報伝達の拠点として2018年に設立した「ICT社会教育センター」(※別項参照)より、地域・社会に貢献できるさまざまな企画を推進してまいります。

 

ICT社会教育センターとは?

本学は日本で初めてパソコンを用いた対話型情報処理環境を構築し、多人数での情報教育実践を開始するなど社会的な変化を起こしている情報教育技術に早くから着目し、全学部・全学科において教育・研究に取り組んできました。2018年度にはこれまで培ってきたノウハウをベースに、全国の初等中等教育におけるプログラミング教育をサポートする「ICT社会教育センター」(センター長・大石利光学長)を設立。AI、loT時代を迎えて情報通信分野の技術者教育や専門知識の教育が課題となる中、学校や企業における情報教育に貢献し、超スマート社会(Society5.0)の到来に備えた人材育成に取り組んでいます。

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