震災復興ボランティアの一環として本学の学生たちが取り組むWEBイベント「おうちDE!?理科実験教室2022」の実験とWEB配信用の撮影が2月10日(木)に寝屋川キャンパスで行われました。
同実験教室は2016年から工学部環境科学科の学生たちが福島県相馬郡新地町に出向き、地元の小学生を対象に開催。同学科の齊藤安貴子教授監修のもと、子どもたちに科学や自然の不思議を楽しみながら学んでもらおうと、様々な実験を展開してきました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一昨年は開催が中止、昨年は初めてのオンライン開催となり、今年も引き続き実験教室の解説動画を作成し、3月中旬にYouTubeで配信する予定です。
実験当日は2種類の実験を実施。「電気クラゲ」「秘密の手紙」をテーマに実験解説を行い、総合情報学部ゲーム&メディア学科の由良泰人教授の研究室の学生たちが動画制作を担当しました。
また、3月上旬にOECUイノベーションスクエアの環境科学科ラウンジにて実験キットのパッキング作業が行われました。
今年は、昨年よりも多い180の申し込みがあり、3つの小学校が授業で活用されます。小学生の皆さんに実験を楽しんでもらいたいと、環境科学科の学生たちが一つ一つ丁寧に準備・梱包しました。
今回は新たな試みとして、実験に使う塩ビ板を本学木工室の協力を得て学生・職員が加工しました。
収録した動画は編集してYouTubeに配信すると同時に、新地町の小学生には実験キットを送付。子どもたちは自宅で動画を見ながらキットを使って保護者の方と一緒に実験に参加してもらう計画です。