9月16日(金)、白光株式会社の社員2名をお招きし、Y号館工学基礎実験室で自由工房の学生を対象にはんだ付けセミナーを開催しました。
白光株式会社ははんだこてのトップメーカーで、温度コントロール技術を活用し、はんだこてだけでなく包装関連の製品やホビー向けの製品など世界60か国に幅広く展開している企業です。
今回は正しいはんだの付き方からはんだこてのメンテナンスまで教えていただきました。
まず、総務課 星川氏より白光株式会社についての会社紹介がありました。本学のOBも多く在籍している白光株式会社の歴史や製品を知り、学生たちは興味を示していました。
その後、海外営業課 入中氏がはんだ付けの原理や正しいはんだの付き方、はんだこてが長持ちするメンテナンス方法などを説明。はんだを綺麗に付けるにはフラックスという物質が必要不可欠であることや、はんだこてを使った後はこて先を綺麗に拭き取るのではなく、はんだを残しておくことで酸化を防げることなどを教えていただきました。
座学ではんだ付けについて学んだ後は、実際にはんだこてと糸はんだを使用してはんだ付けの実習を行いました。学生たちは教えてもらった方法を実践し、それぞれ綺麗なはんだ付けをしていました。ロボット製作ではんだ付けに慣れている自由工房の学生ですが、「今までは先輩の見様見真似でやっていた。改めて正しいはんだ付けの方法を知れて、勉強になった」と、有意義な学びを得られたようでした。
本学自由工房では学生による「モノづくり」活動を支援しており、学生の日々の努力が成果に結びつくよう、これからもサポートを続けていきます。