2023.02.07 イベント

建築学科の卒業制作展と講評会を開催しました

本学工学部建築学科の学生たちの4年間の学びの集大成として卒業設計・研究の成果を発表する卒業制作展2022「yohaku ni...」が大阪市中央公会堂で1月31日(火)から2月3日(金)までの4日間、開催されました。
 
2018年に開設した建築学科の2期生が卒業を前に、4年間の学びの集大成として様々な卒業設計・研究の成果74点を発表。入学以来、本学の強みであるICTなどの教育に加えて、「人と環境に配慮した建築・まちづくり」をコンセプトに、環境・情報・エネルギーなどの建築に関する分野の知識を深めてきました。
4年生の作品だけでなく1,2,3年次生の選抜作品展示やCreate for Smile、街づくり研究会の活動報告なども行うことで、コミュニケーションや技術の伝承に繋がりました。
 
同制作展実行委員長の同学科4年生の土居拓馬さんは「作品の展示方法や配置など学生が主体となって考え、制作展を運営してきました。昨年卒業された先輩方が作って下さったベースを受け継ぎ、その『余白(yohaku)』の中でより良いものを作ることを目標として頑張ってきました。サポートして下さった先生方に感謝しています」と感慨深い表情で語っていました。
 
担当教員の北澤誠男准教授は「本学科の学生は一見、大人しい印象ですが、情熱を秘めています。今年度も主体性を持って楽しんでくれました。来春には建築・デザイン学部(仮称・設置構想中)に拡大します。教員も増え、学生たちの幅広いニーズに応えられるでしょう。彼らのポテンシャルを引き出せることに期待しています」と熱っぽく語っていました。
 
また、学科主任の髙畑顯信教授は「学生の多様性や可能性を引き出すことが我々教員の課題でした。一人ひとりが制約なしに自分の作りたいものをCGやコンピュータ技術を駆使してアウトプットする中で、我々は時に応援したりサジェスチョンを与えたりしました。卒業制作に全力を尽くしたことはきっと社会人になった時に花開くことでしょう」と笑顔を見せていました。
 
最終日前夜に行われた講評会にはゲストとして他大学の教員や建築家が出席され、優秀作品4点を選出。選ばれた学生たちは自身の作品についてプレゼンテーションを行い、ゲストの方々から寄せられた質問にも丁寧に答えていました。
 
プレゼンテーション終了後はゲストによって厳正な審査が行われ、1~4位までの順位が決定。初代となる建築学科同窓会長で本学大学院工学研究科建築学コース1年生の松本康平さんから表彰状が手渡されました。
 
続いてゲストの方々から総評をいただきました。「テーマ設定や着眼点が鮮やかで面白かった」「昨年より学生さんのプレゼン力が各段に上がっていて圧倒された」「どれも力作ぞろい。卒業後も自信を持っていい建物と環境を生み出してほしい」との学生たちの努力をたたえるお言葉をいただきました。

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