3月10日(金)、知能ロボットコンテスト関西地区大会2023が本学で初開催されました。
知能ロボットコンテストは、1999年にスタートした歴史あるロボット競技会で、毎年6月に仙台で本大会の「知能ロボットコンテストフェスティバル」が開催されています。
競技では自立型ロボットがフィールド上のボールや缶を見つけてゴールに運ぶのですが、サービス型ロボットの自立型競技は難易度が高いとされています。自由工房の知能ロボットプロジェクト(指導教員:鄭聖熹教授)では、2012年より出場しています。
今回の知能ロボットコンテスト関西地区大会は、本大会の実行委員会メンバーを含む関西地域の参加者有志が集まり本大会前のプレ大会として実施しており、今回は大阪工業大学、滋賀県立大学、本学の3大学からチームが集まりました。
今大会のマスターズコースで大阪工業大学の「O.I.T.SHINE REBORN」が最高得点を出しました。この結果について、同大学ロボティクス&デザイン工学部ロボット工学科 廣井富准教授は、「O.I.T. SHINE REBORNの特徴は、距離と画像のセンサーを用い、色と大きさからボールや缶を見分け、それに応じて2つのアームで正しく動作が行えることです。機体の製作や情報、電気電子すべての分野を組み合わせて機体を動かすことを学んでほしいと思います。学生が製作しているので時間はかかりますが、楽しくやりがいや挑戦のしがいがあると思います」と説明されました。
自由工房 大西海人さん(工学部電子機械工学科3年生)は「この時期に関西地区大会ができたことで、本大会に向けての改善点など中間目標が出来ました。今まで、関西地域の他大学チームとの交流の場が少なかったので良い機会となった大会でした」と語りました。
本学自由工房では、学生による「モノづくり」を支援しており、学生の日々の努力が今回のような成果に結びつくようこれからもサポートしていきます。
参加チーム
1.チームAM(大阪電気通信大学自由工房)
2.HOT(大阪電気通信大学人支援ロボティクス研究室)
3.大阪工業大学生活支援ロボットシステム研究室(大阪工業大学生活支援ロボットシステム研究室)
4.県大1回生チーム(滋賀県立大学コンピューター研究会)
5.S(大阪電気通信大学自由工房)
6.県大2回生チーム(滋賀県立大学コンピューター研究会)
7.森林浴E(大阪電気通信大学、個人)
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