6月2日(金)、工学部基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」を寝屋川キャンパスで開催しました。
「卵落としコンテスト」は、A2ケント紙1枚、はさみ、ものさし、セロハンテープなどの限られた材料を使って卵を守る緩衝器を製作し、卵が割れないように落とす競技です。
今年は悪天候の為、A号館(OECUイノベーションスクエア)3階(約10mの高さ)から実施し、コロナ渦で実施できなかった4年生も参加しました。
物理などの科学知識だけでなく、アイデアやモノづくりのセンスも問われる頭脳競技で、今年で開催16回目を迎え毎年盛り上がりを見せています。
今年は1年生68名が3~4人ずつのグループに分かれ、23チームが参加。コロナ禍で実施できなかった4年生も4チームが参加し、合計27チームが参加しました。約1ヶ月かけて議論を重ね、協力して準備を進めてきました。緩衝器は機能性に優れたものからデザイン性の高いものまで様々な形状があり、学生たちの自由なアイデアが光っていました。
チームの代表が、A号館(OECUイノベーションスクエア)3階に集合し、チームメイトが見守る中、地上に設置された的をめがけて卵入りの緩衝器を落としました。的から大きく外れた場所に緩衝器が落ちる中、27チーム中9チームの緩衝器が卵を割らずに“軟着陸”することに成功しました。1階で見守っていた学生や教職員は大いに盛り上がっていました。
最後に結果発表が行われ、卵を割らずに落下させ、的の中心から一番近かったチームが1位となり、記録は14㎝でした。
6月9日(金)は1年生の各チームが製作のコンセプトなどを説明するプレゼンテーションが行われます。アイデアがよかった作品には「アイデア賞」、見事なプレゼンテーションを行ったチームには「プレゼン賞」が贈られます。
今回のチームでの緩衝器作りを通して、学生たちは仲間とのコミュニケーションの大切さやモノづくりの難しさ、楽しさを実感できたかと思います。
本コンテストの様子は、NHK「ほっと関西」でも取り上げられました。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
PAGE
TOP