7月14日(金)~16日(日)の3日間、総合情報学部デジタルゲーム学科とゲーム&メディア学科が、京都市勧業会館みやこめっせ(京都市左京区)で開催された日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」にブースを出展し、学生と大学院生の作品を展示しました。
「BitSummit」は「国内のおもしろいインディーゲームを海外に向けて発信していく」との趣旨のもと2012年後半に発足。ゲーム開発者が世界に向けて才能を発揮できる屈指のイベントとして注目されており、インディーゲームの文化の発展を実感する3日間となりました。
会場ではゲーム業界の著名人によるトークセッションや多彩な作品展示が行われました。
本学は2017年度より毎年出展しており、今回はデジタルゲーム・イラストレーション・esportsの3つのカテゴリーからの作品が本学のブースに並びました。
学生たちは出展ブースを訪れたゲームメーカーや個人の開発者の方々に制作エピソードを紹介するなど交流を楽しんでいました。
ハイスピード2Dアクションゲーム「Armament Girls」を制作したデジタルゲーム学科3年、橋口始さんと藤田陸さんは「ゲームスピードが速いのが特長。キャラクターと背景のドット絵を用意し、ダッシュスピードがプレーヤー間で誤差が出ないように調整するなど工夫しました(橋口さん)」「まだ企画書の40パーセント程度しか実装できておらず、今年中に完成させるべく、取り組んでいきたいです(藤田さん)」と話していました。
本ゲームを産学連携プロジェクトとしてサポート頂いている「iGi indie Game incubator」のプロジェクトマネージャーである知念さおりさんと、メンターとして参加している簗瀨洋平さん(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 所属)もブースを訪れ学生作品について様々なコメントをいただけきました。簗瀬さんからは「『クリエイター自身が何をやりたいのか』ということが最も大切。制作する学生たちも情熱を持ち続けて完成を目指し頑張って欲しい」と期待を込めたコメントを頂きました。
出展ブースではデジタルゲーム学科 森善龍特任准教授、ゲーム&メディア学科 いしぜきひでゆき教授、ナガタタケシ准教授が学生たちをサポート。
ナガタ准教授は「今年は1年生を迎え、新しい感性を活かした作品作りができました。ポータブルデバイスで遊べるカジュアルでポップなゲームです。イラストレーションにも力を入れました。本学での学びを生かして、将来はゲームを通して人々に喜んでもらえる、人々をハッピーにできる人材に育ってほしいです」と語っていました。