9月15日(金)付の産経新聞Web版に、総合情報学部情報学科 中原匡哉講師が所属する研究チームが手掛ける上空からドローンなどのUAV(無人航空機、Unmanned Aerial Vehicle)で地形や建物のデータを取得して、3次元(3D)のコンピュータグラフィックスで再現する新手法をまとめて論文が紹介されました。
2018年に研究チームが発表した研究をもとにして従来の計測方法の課題を解消するために、UAVに搭載するセンサーなどの構成を見直し、飛行状態を判定してGNSS受信機から高精度の移動データを抽出しました。さらに、平坦で周囲に上空を遮るものがない地点に「調整用基準点」を設けて、取得したデータと突き合わせることで正確性を高めました。
ハードウェアとデータの調整方法などを見直すことで、施工現場の進捗状況や災害の状況をより正確に把握できるようになるとのことです。
この研究に関する論文はデジタル領域を中心に学術論文を広く掲載する電子ジャーナル「Journal of Digital Life」で公開されています。
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