9月23日(土)、24日(日)の2日間、神奈川県立青少年センター(神奈川県・横浜市)で開催された「MISUMI presents第42回ROBO-ONE」で自由工房の田中凌也さん(工学部電子機械工学科3年生)が、自作の二足歩行ロボット「エデルクリーガー」(重量級2~4kg)でアイオー精密賞(スポンサー賞)を受賞しました。
ROBO-ONEとは、2002年より年2回開催されている二足歩行ロボットによる格闘技大会で、今大会は3年ぶりとなる有観客開催となりました。96台がエントリーし、前大会からパフォーマンス部門(予選)も新設されました。
予選であるパフォーマンス部門は、ロボットの「カッコよさ」「楽しさ」「技術力」「アイデア」「デザイン」を参加者が独自で自由にパフォーマンスを行い、上位30台が決勝トーナメントであるファイト部門に出場が可能。入賞を逃した参加者は、敗者復活戦であるランブル競技の出場権が与えられ、約10台が1つのリングで戦い、勝ち残った1台がファイト部門へ出場することができます。
ファイト部門は、トーナメント形式でリングの上で技を出し合い戦います。攻撃がしっかりヒットし相手を倒せば1ダウン、相手から3回ダウンを奪えば勝利となります。
23日(土)、パフォーマンス部門が行われ自由工房から4人が出場し1人が通過。そして、ランブル戦で田中さんのエデルクリーガーが勝ち残り、ファイト部門への出場を獲得しました。
翌24日(日)に開催されたファイト部門では、自由工房から3人が決勝トーナメントに出場し、エデルクリーガーで戦った田中さんが2回戦まで勝ち上がりました。
本大会を振り返り、田中さんは「パフォーマンス部門は、初めから自信がなかったのでランブル狙いでした。そのため、ランブル専用の動きを事前にエデルクリーガーにプログラムしていました。結果、狙い通りの展開となり、エデルクリーガー最大の特徴の大きな手を武器に勝ち残ることが出来ました。ファイト部門まで進んだのは、重量級では初だったので嬉しかったです。これからもっと経験を積み、操縦技術をあげいつか優勝したいです」と今後の抱負を話してくれました。
自由工房では学生による「モノづくり」活動を支援しており、学生の日々の努力が今回のような成果に結びつくよう、これからもサポートを続けていきます。
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