2023年12月16日(土)、国立情報学研究所(学術総合センター/東京都千代田区)で、Linked Open Data (以下、LOD)チャレンジJapan実行委員会が主催する「LODチャレンジ2023」が開催され、情報通信工学部情報工学科の学生(古崎研究室4年)が、50作品の応募の中からデータ活用部門で優秀賞を受賞しました。
当日はLODチャレンジ2023受賞式シンポジウムも開催され、受賞作品の表彰を行うとともに、受賞者による作品紹介や技術解説が行われました。
LODチャレンジ Japanは、LODの技術普及の促進を目指したオープンデータのコンテストとして、2011年に初めて開催されました。LODは、誰もが自由に利用できるオープンデータ(Open Data)を、Webの技術を利用してつながったデータ(Linked Data)として公開することで、新たな価値を作り出すためのオープンデータ公開のベストプラクティスに位置づけられています。
今回受賞した学生らは「Wikidataによる2択クイズ生成」と題した、Wikidataの内容を使って2択クイズを自動作成するアプリを開発。実際に楽しく遊べるレベルにまで仕上がり、問題の難易度を調整する部分を含めてWikidataやLODの活用の良い参考となる点が高く評価されました。
研究室の代表として、プレゼンテーションを行った脇所昂輝さん(情報通信工学部情報工学科 4年)と鈴木陽太さん(同学科 4年)は「この作品は、研究室の研究内容をオープンキャンパスにきていただいた高校生やその保護者の方に手軽に触れてもらえるよう作成しました。オープンキャンパス中、多くの方が楽しそうにクイズにチャレンジしている姿を見かけ、私たちも嬉しくなりました。この作品が、外部のコンテストで評価していただけたことを非常に嬉しく思います」と喜びを話しました。
企業活動や研究、オープンデータを活用し行政や企業と連携しながら地域課題の解決を目指すシビックテック活動等において、データを活用した様々な取り組みを進められてきた方々と交流を深める良い機会となりました。
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