3月3日(日)、山梨大学体育館(山梨県甲府市)およびオンラインで開催された「picoEV・エコチャレンジ2024」(主催:一般社団法人日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門エコメカトロニクス研究会)で、本学自由工房EVプロジェクトチーム1年生がpicoEV賞を受賞しました。
picoEV・エコチャレンジは、大学生や高等専門学校の学生を参加対象とし、車両のお披露目や走行、他学との技術交流を目的としたpicoEV(単三充電式ニッケル水素電池6本のみを原動力とする超小型電気自動車)の競技会です。
究極にエコロジーな超小型電気自動車を走らせて、20分間の走行距離を競います。競技会の特徴として「製作して走らせて終わり」というものではなく、各チームにはプレゼンテーション(ポスターセッション)が課題として与えられ、毎年各チームが趣向を凝らしたポスターを持ち寄り学生同士でディスカッションをしています。
本学チームは、機体名:Fortoise M3(フォータス エムスリー)で出場し、木製、小型、低コストの部分が評価され受賞に繋がりました。
チームの代表である佐藤晃さん(工学部電子機械工学科1年)は「今まで経験がなかった設計技術を養うため、1年生チームで本大会に参加しました。図面や機体設計等思い通りにいかないことが多く、試走を前にしてモータートラブルが起きてしまい大会前日まで調整を行っていました。当日は本当に走るのか不安でしたが、大きなトラブルもなく走ることができて安心しました。歴代の先輩方が賞をとっている大会なので、プレッシャーがありましたが受賞することができて良かったです。これからはソーラーカーに携わっていくので良い経験になりました」と手応えを感じた様子で話してくれました。
【EVプロジェクトチームメンバー】
赤岩直承(工学部電気電子工学科1年)
佐藤晃(工学部電子機械工学科1年)
小野田大雅(同学科1年)
田代健太朗(同学科1年)
宮前陸駆(同学科1年)
高崎真弥音(同学科1年)
寺澤春駕(同学科1年)
米谷優人(同学科1年)
本学自由工房では、学生による「モノづくり」を支援しており、学生の日々の努力が今回のような成果に結びつくようこれからもサポートしていきます。
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