本学と包括連携協定を締結している帝塚山大学が実施している「當麻寺プロジェクト」の一つである中将姫(當麻寺護念院蔵)さまのレプリカ制作について、本学がデジタル技術で協力を行うことになりました。
2024年1月7日に行った中将姫さまの3D撮影のデータの修正、加工を行い、中将姫さまと金蓮台を本学の樹脂材料用3Dプリンタで造形し、宝冠を本学の金属材料用3Dプリンタで造形しました。宝冠の基本データは、本学工学部建築学科の学生が担当しました。
今後は帝塚山大学においてそれぞれに彩色が施され、完成した中将姫さまのレプリカは、博物館などで展示される予定です。
本学では、最新技術である3Dスキャナを用いた教育を取り入れ、この教育を通じて、BIMを中核としたデータ収集,データ理解,関係性の読み取りなどのデジタルスキルの修得と建築の各工程におけるBIMの活用レベルの向上及び建築業務におけるDX化のスキルとマインドの育成を図っています。