8月9日(金)から12日(月)の4日間、秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催された「ワールド・グリーン・チャレンジ2024」チャレンジャークラスに、本学自由工房 EVプロジェクトチーム「Solar Team Ku-On」が参加しました。
本大会は、毎年8月初めに行われるソーラーカーレースで、日本の省エネルギーカーの最先端を担うイベントでもあります。大潟村の平坦で広大な地形を活かし整備された一周25kmの周回コースは、エコカーレースや各種自転車競技やメーカーのテスト走行などにも使われています。
大会初日の8月9日(金)、車検やドライバーの体重測定、フリー走行、タイムトライアルなどが行われ、本学Solar Team Ku-Onも無事に車検を通過し出場可能となりました。
翌日のレース1日目の10日(土)は、出走前準備も滞りなく進みグリットスタートを切りました。レース時間の9時から16時の7時間、走行中に予想より早く電欠を起こしてしまったため路肩に停車し充電を行い、周回数7周を走りました。
レース2日目の11日(日)は、台風接近の影響によりこの日が大会最終日となりました。2周目を走行中、他チームとの接触事故が発生しましたが、幸いにもけが人はおらず自走が可能な状態であったためピットまで戻ることができました。しかし、走行はここで終了とし周回数は2周となりました。
結果は、合計周回数9週(225km)、クラス別成績7位(7チーム中)、レース全体成績12位(17チーム中)と上位に入賞することはできませんでしたが、参加賞と特別賞をいただきました。
また、本件に関して9月19日(木)に「Solar Team Ku-On」のメンバーは、レースを引率した教員の安永健准教授とともに塩田邦成学長へ結果報告を行いました。
チームの代表である都祐輔さん(情報通信工学部情報工学科3年)は「台風接近によるレース日程の短縮や、接触事故による走行終了など悔しい部分もありましたが、昨年の記録を上回る結果を残すことができました。実際のレースで高い走行性能を実感できたことは、チームにとって大きな進歩となりました。今大会での成功点、反省点を見極め、来年のレースではより良い報告ができるようチーム一同努力していきます」と統括しました。
塩田学長は「技術が進歩していることがよくわかる結果報告でした。今後、どのようにして成績を上げていくかが課題になってくると思います。今年の反省点をふまえて来年度に向けてこれからもしっかり取り組んでいってください。期待しています」とエールを送りました。
自由工房EVプロジェクトチームでは今回の経験を活かして、今後各地で開催される試走会にも参戦予定です。応援よろしくお願いいたします。
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