12月23日(月)、「地域プロジェクト活動1・2」「地域ボランティア入門」の合同成果報告会を行いました。
この授業では、1年間を通じてプロジェクト活動に参加し、社会人としての心構えや必要な基礎学力、人間力を体験的に習得することを目的とし、工学部、情報通信工学部、建築・デザイン学部の学生が学科・専攻の垣根を超えて、自分たちの専門分野の知識を出し合って進めていきます。
今年は11チームが7つのプロジェクト活動に参加しました。
特に、今年は工学部建築学科の「地域連携プロジェクト」が初めて参加しました。
工学部建築学科(2024年度より建築・デザイン学部建築専攻)の北澤誠男准教授が建築学科開設当初から携わっている学生サークル「Create for Smile」の小学校プロジェクト、ごまサロンプロジェクト、まねきプロジェクトに参加。
小学校プロジェクトでは掃除道具入れを木工室で製作。参加した学生からは「プロダクトデザインはわかりやすいデザインで頑丈に作ることが必要だと感じた」と感想がありました。ごまサロンプロジェクトでは、大学院生が寝屋川市の飲食店と共同で研究しているサロンに置く椅子を製作。「ものづくりの醍醐味を知ることができた」と本学の学びを実感している様子でした。まねきプロジェクトは寝屋川キャンパス近くの商店街にある和菓子屋の棚を製作。使う人のことを考えて製作しました。
これらのプロジェクトは地域からの依頼を受け、学生が1年間を通じてモノづくりを行いました。
また、今回発表したチームの中にはテクノアイデアコンテスト「テクノ愛2024」で奨励賞を受賞したチームもあり、レベルの高い授業となりました。
本学では、さまざまな活動や取り組みを通して、学生の人間力と技術力を育んでいきます。
■「地域プロジェクト活動1・2」、「地域連携ボランティア入門」プロジェクト
・カフェラボ・プロジェクト(3チーム)
担当:空間デザイン専攻 中田亮生教授
・ビジネスプラン提案・システム作りプロジェクト(2チーム)
担当:情報工学科 竹内和広教授、教育開発推進センター 斉藤幸一特任講師
・電池プロジェクト(1チーム)
担当:環境化学専攻 川口雅之教授
・ものづくりプロジェクト(2チーム)
担当:電気電子工学科 伊藤義道准教授
・地域連携プロジェクト(1チーム)
担当:建築専攻 北澤誠男准教授
・大原シソプロジェクト(1チーム)
サポート:電気電子工学科 民田太一郎教授
・ミツバチプロジェクト(1チーム)
サポート:環境化学専攻 齊藤安貴子教授