1月25日(土)、大阪工業大学 梅田キャンパス(大阪府大阪市)で開催された「令和6年度 知財ビジネスアイデア学生コンテスト」最終審査会で、岡村将佑さん(総合情報学部情報学科3年 中原研究室)、宮本歩さん(同学部同学科3年 同研究室)、南李玖さん(同学部同学科4年 同研究室)チーム(チーム名:Aidea)が発表した、『ゴミでモンスターを育成&対戦ゲーム「ごみもん」』がパテント部門で審査委員特別賞を受賞しました。
本コンテストは、大学生・大学院生・高等専門学校生及び専修学生が社会課題解決をテーマとして、若い感性による発想力や企画力をもとに、3部門(パテント部門:社会課題解決のための特許技術などを活用したビジネスプラン/デザイン部門:社会課題解決に貢献する意匠を含めたビジネスプラン/地域ブランド部門:地域ブランド活性化を目指すビジネスプラン)でビジネスプランを検討し、知財を学びながら新たなアイデアを提案する発表会です。
『ゴミでモンスターを育成&対戦ゲーム「ごみもん」』は、手持ちのゴミを撮影し、スマートフォンのカメラを使ってゴミ箱を映しながらゴミを捨てることでモンスターが成長し、分類したゴミの種類によって異なるモンスターに進化する育成ゲーム。自分で育てたモンスターはユーザーと対戦することが可能です。(ゴミの認識・分類などに特許を活用)また、運営側が制作したゴミ箱を設置・マップ上に可視化し、ゴミ箱にゴミを捨てることでモンスターの強化アイテムが入手できる「ゴミ箱スポット」という位置情報を活用したイベントも搭載しています。(制作するゴミ箱の素材に特許を活用)
チーム名のAideaは、良いアイデアを意味する関西弁“ええアイデア”と、発表したビジネスアイデアのひとつでもある画像認識などの“AI”と“Idea”を組み合わせ名付けられました。
発表のテーマは以下の通りです。
テーマ:ゴミでモンスターを育成&対戦ゲーム「ごみもん」
チーム名:Aidea
岡村将佑(総合情報学部情報学科3年 中原研究室)
宮本歩(同学部同学科3年 同研究室)
南李玖(同学部同学科4年 同研究室)
■受賞学生のコメント
岡村将佑さん(総合情報学部情報学科3年 中原研究室)
「審査委員特別賞を受賞することができてとても嬉しかったです。考えたアイデアをまとめるのに苦労しましたが、会議を重ねメンバー全員が納得するプレゼン資料を作ることができました。また、他大学の発表もとても勉強になりました。この経験を活かして、次は最優秀賞を取れるように頑張ります」
宮本歩さん(同学部同学科3年 同研究室)
「利用可能な開放特許(技術シーズ)を使用してビジネスプランを考える際、プランに上手く使える開放特許が見つからず苦労しましたが、時間を費やし何度もブラッシュアップを繰り返してきたので自信がありました。審査委員特別賞を受賞することができて嬉しく思います。同時に、最優秀賞(近畿経済産業局長賞)をとれなかった悔しさもあり、今年は大阪万博が開催されるので一次審査を通過して最優秀賞を狙いたいです」
南李玖さん(同学部同学科4年 同研究室)
「審査委員特別賞をいただけたこととても嬉しく思います。何度も修正を繰り返し試行錯誤し、研究室の仲間や中原先生からアドバイスをいただき徹底的に内容を見直してきました。アイデアは1年前から考案していたので努力が実り、大きな達成感を感じました。他チームの発表では、ビジネスアイデアの内容や発表方法、資料の構成など勉強になり貴重な経験となりました。今回の経験を、今後の研究活動に活かして精進していきたいと思います。また、今回提案したアイデアは、他の社会課題について展開を検討しサービスの実現に向けた実装を進めていきたいです」
ロボットからIT、ゲーム、医療まで多種多様な学び。
めざす専門分野のスペシャリストとして、未来を切り開ける人へと成長してください。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
PAGE
TOP