3月18日(火)から3日間、明治大学中野キャンパス(東京都中野区)で開催された「令和7年電気学会全国大会」で、発表件数約1,200件の中から、安田匠吾さん(工学研究科制御機械工学コース1年※ 月間研究室)が電気学会リニアドライブ技術委員会奨励賞を受賞しました。
一般社団法人電気学会は、1888年に創設され、1世紀以上の歴史を有する伝統ある学会です。1991年には、電気学術の全分野を専門領域ごとに分け、それぞれの専門分野でいっそう活躍ができるよう組織体制を刷新し部門制を導入しました。
今回の受賞は、安田さんの研究内容の完成度の高さに加え、優れたプレゼンテーションが高く評価され授与されました。
研究発表は以下のとおりです。
【電気学会リニアドライブ技術委員会奨励賞】
タイトル:「釣り糸アクチュエータの動作モデル構築」
安田匠吾(工学研究科制御機械工学コース1年※ 月間研究室)
概要:本研究では、釣り糸を用いて作製され、熱刺激により動作する「釣り糸アクチュエータ」に着目し、その動作特性を定量的に予測可能とする数理モデルを構築しました。
■安田さんコメント
「初めての学会発表にとても緊張しましたが、質疑応答では手応えを感じました。この研究を始めたきっかけは、先輩の研究発表で「釣り糸アクチュエータ」というテーマを聞き、面白そうだと感じたからです。研究を進める中で理論式の作製に苦労しましたが、先生の丁寧なご指導のおかげでここまで取り組むことができました。8月の電気学会産業応用部門大会での発表に向け、今後も研究に励んでいきます。そして、大学院在籍中にこの研究を完成させ、将来的な実用化を目指していきます。今はその通過点として、一歩ずつ前に進んでいきたいです」
※受賞当時のものとなります
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