6月9日（月）、寝屋川キャンパスOECUイノベーションスクエア「コンベンションホール」にて、大阪電気通信大学（塩田邦成学長）と大阪経済大学（山本俊一郎学長/大阪市東淀川区）との大学間連携協定を締結しました。
本協定では、本学の工学・情報・医療・ゲーム領域の「実践知」と、大阪経済大学の経済・経営領域を中心とした「実践知」を融合させ、学びの領域を越えた知の共創を目指します。今後は、授業科目の共同開発、相互履修・単位互換、共同研究、学生の交流プログラムなどを展開し、互いの特色を活かした教育・研究活動の連携を進めていきます。
また、「知と知をつなぐ」をキーワードに、文理の枠を超えた「越境型教育プログラム」を構想しており、デジタル時代に求められる「複眼的視野」と「課題解決力」を備えた人材の育成に取り組んでいきます。
【大阪電気通信大学 塩田邦成学長コメント】
学長就任以来、多くの場で高等教育や人材育成に関して意見交換をし、何かできないかと考えるようになりました。本学の学生は企業に就職するにも関わらず、経済・経営系の科目が少なく、工学分野が世の中にどう役立っているかになかなか気づくことができません。今、日本が求めているイノベーションや価値創造には、テクノロジーだけでなく、ビジネスの知識も必要です。出生数が減少する日本の社会では、それぞれの分野が持ち味を活かし、学際を超えた人材育成が求められます。両大学の強みをかけあわせ、未来を担う人材をともに育てていきたいと考えています。
【大阪経済大学 山本俊一郎学長コメント】
1年前に東京大学で行われた学長セミナーで、大阪電気通信大学の改革や18歳人口減少への取り組みに触れ、大きな刺激を受けました。本学にとってもSTEAM教育や文理融合への挑戦は重要なテーマです。異なる分野だからこそ、互いの価値を引き出し合うことができ、WinWinな関係を築けると感じました。創立100周年に向けた「創発」の理念のもと、新しい価値ある大学として商都大阪から多角的な見方ができる人材を育成していきたいと考えています。
