9月5日(金)、工学部(電気電子工学科、電子機械工学科、機械工学科、基礎理工学科数理科学専攻、環境化学専攻)と情報通信工学部(情報工学科)の2年生を中心に、前期集中科目「プロジェクト活動演習1」の授業の一環として、マイナビ主催「課題解決プロジェクト」の発表会を開催しました。
本授業は、チームで協力しながら課題を解決し、社会に貢献する力を育む課題解決(PBL)型授業です。学生は自分の理解を深めながらチームでプロジェクト活動に取り組み、企画・立案力を身につけます。企業課題に取り組む中で、本学のキャリア教育モデル「対話スキルトレーニング(調べる・体験する・記録する)」を活用し、社会で役立つスキルを習得していきます。
今回の企業課題はYKK AP株式会社の「”Architectural Products”を通して、地球環境や快適な暮らしに貢献し、社会全体の幸せを実現するためにYKK APが新たに取り組める提案」と、株式会社ローソンの「みんなと暮らすマチを幸せにするためにできる取り組みとして『Real×Tech LAWSON』をテーマに自由に新しい挑戦の提案」です。
当日は、株式会社マイナビ 菊井綾乃氏も講評者として参加しました。
はじめに教育開発推進センター 齊藤幸一特任講師より発表に関する説明があり、8チームが7分間で発表を行いました。
学生たちは、「景観偽造窓」「声の届く窓」「家庭でできる取り外し交換が簡単な窓」「外国人に便利な未来を明るくするコンビニ」「AIを活用した商品提案により健康促進」などさまざまなアプローチで企画を発表し、相手にわかりやすく説明するための工夫を凝らしました。
発表後の質疑応答では、本科目を担当したメディアコミュニケーションセンター 荒木千秋特任講師や教育開発推進センター 牧野泰典非常勤講師、人間教育研究センター 福嶋ゆい非常勤講師、さらに菊井氏から良い点や改善点、アドバイスがありました。
本発表会では、発表者以外の学生たちがアンケート方式で各グループへのピアレビュー(同僚や仲間、学生同士の相互評価)を行い、貢献度・おもしろさ・伝え方を1~5で評価しました。次回の授業では、発表者に対してピアレビューがフィードバックされます。学生らは、ピアレビューをすることで評価者の視点を学ぶとともに、自身の発表内容をさらに磨き上げていきます。
発表を終えた学生は「得意分野を活かして取り組む一方で、チームで進める難しさもありました。しかしチームだからこそ新しいアイデアが出て、短いスケジュールの中でも形にできたと思います。実際に課題を分析しながら取り組めたことは大きな学びになりました」と振り返りました。
今後も、こうした学びの場を通じて、学生一人ひとりの成長と社会で活躍できる力の育成を支援していきます。
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