2025.11.21 受賞・表彰

工学部環境科学科の学生が第41回近赤外フォーラムで「Student Travel Award」を受賞 しました

11月12日(水)から14日(月)の3日間、東京大学 弥生講堂・一条ホール(東京都文京区)で開催された「第41回近赤外フォーラム」で、速水美宙さん(工学部環境科学科 4年 森田研究室)が「Student Travel Award」を受賞しました。

 

本フォーラムは、近赤外研究会が主催する、近赤外分光法に関する学術会合です。

 

「Student Travel Award」は、近赤外研究会理事会によりインパクトのある研究発表と評価されたものが採択され、研究発表に必要な費用の一部が支援される制度です。

 

受賞した速水さんは「受賞できてとても嬉しいです。12分間の口頭発表に不安があり、何度も練習を重ねました。発表と質疑応答を終えたときは本当に安心しました。研究ではさまざまな化合物を用いて実験を行い、データ解析など、過去の事例がない中で手探りの日々でした。森田先生にご指導いただき、根気強く実験を進めたことで、新しい結果を得ることができました。懇親会では他大学の学生と交流し、意見交換を行いました。同じ受賞者の学生と意気投合し、仲間でありライバルでもある存在ができました。来年度から大学院に進学しますが、今回得た知見をさらにブラッシュアップし、応用につながる研究に挑戦していきたいです」と今後の目標を語りました。

 

工学部基礎理工学科 環境化学専攻 森田成昭教授は「日頃から根気強く研究に取り組んできた成果が表れ、自信にもつながったのではないかと思います。今回の研究会で大きく成長しました。今回の取り組みは業界でも非常にインパクトがあります。今後も研究を進め、さらに大きな成果につなげてほしいです」と今後の研究に対する期待を述べました。

 

【研究発表概要】

テーマ:

「液体クロマトグラフィーの検出に近赤外分光を用いる LC-NIR 法の開発」

 

概要:

分離分析法である液体クロマトグラフィー (LC) の検出に近赤外分光 (NIR) が用いられている例はない。そこで LC-NIR 法を開発し、実試料の分析が可能か検証を行った。

 

※2024年より環境科学科は基礎理工学科 環境化学専攻へ

 

お知らせの一覧に戻る

大学紹介

学生一人ひとりの興味・関心を大切にする独自の「4ステップの実学教育」をはじめ、本学の特長および、概要についてご紹介いたします。

4ステップの実学教育

入試情報

入試情報や受験生向けイベントについてお知らせします。オープンキャンパスの情報もこちらからご確認ください。

キャンパスライフ

ロボットづくりなどに挑戦できる「自由工房」やクラブ・サークル、イベントなど、大阪電通大では、授業やゼミ以外にも日々さまざまな活動が行われています。

クラブサークル紹介

施設・キャンパス

次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。

PAGE
TOP