11月23日(日・祝)、テクノアイデアコンテスト「テクノ愛2025」最終審査会が京都大学で開催され、本学学生チームのキラメキらぼが奨励賞を受賞しました。このコンテストは、将来の産業・科学技術の発展を担う人材の育成、科学技術やモノづくりへの関心を高めることを目的に、技術に関する幅広いアイデアを広く募集するアイデアコンテストです。
本学からは、「地域プロジェクト活動1・2」を履修する学生9人がキラメキらぼを主催する工学部基礎理工学科環境化学専攻※ 森田成昭教授の指導のもと、「街中でも星が見える眼鏡!?」をテーマに応募しました。今回は応募総数(大学の部)45件があり、書類審査を通過した9テーマが最終審査会でプレゼンテーションを行いました。
審査では、ユニーク度(新規性、独創性、着眼点の良さなど)、成熟度(よく考察されている、アイデアの破綻はないなど)、実用性(実際に役立つ、応用の幅があるなど)、アピール度(説得性がある、インパクトの強さ、生徒・学生の自主的・主体的な取り組みであるなど)の4つの観点を基に総合的に審査されます。
最終審査では、街の光と星の光のコントラストの違いを利用し、プログラムによって街の光のみを抑えることで、星の光をより見やすくする点が評価され、「奨励賞」の受賞となりました。
また、今回の受賞を受け、12月2日(火)受賞学生たちは森田教授とともに塩田邦成学長へ受賞の報告を行いました。テーマを考案した満山陽大さん(基礎理工学科数理科学専攻1年)は「奨励賞受賞という評価をいただけたことは光栄に感じますが、まだ十分に満足できていない部分もあります。来年は今回以上に時間と労力をかけて向き合い、より完成度の高い成果を目指して取り組んでいきたいと考えています」と話し、森田教授は「学生たちは限られた時間の中、普段の授業と並行しながら本当によく頑張ってくれていました。まだブラッシュアップできる部分や、取り組めることは多く残っているので、来年も一緒に挑戦していきます」と報告しました。
「地域プロジェクト活動1・2」は、さまざまな学科の学生が互いの専門性を活かし、授業を通じて社会人としての心構えを育みながら、社会に役立つ技術やアイデアを検討する学科横断型のプロジェクト型授業です。
※2024年4月より工学部基礎理工学科環境化学専攻へ
【受賞概要】
タイトル:「街中でも星が見える眼鏡!?」
参加学生:
満山陽大(工学部基礎理工学科数理科学専攻1年※)
武田陽向(工学部基礎理工学科数理科学専攻1年※)
筒井莉奈(工学部基礎理工学科数理科学専攻1年※)
吉川竜司(工学部基礎理工学科数理科学専攻1年※)
小田怜子(工学部基礎理工学科数理科学専攻2年※)
佐々木新(工学部基礎理工学科4年※)
山﨑翔哉(工学部基礎理工学科4年※)
速水美宙(工学部環境科学科4年※)
西塔雷大(情報通信工学部情報工学科4年)
※2024年4月より工学部基礎理工学科は数理科学専攻と環境化学専攻の2専攻制へ
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