11月30日(日)、大阪公立大学I-siteなんば(大阪市浪速区)で開催された「電子情報通信学会関西支部 若手研究発表会」において、髙橋一心さん(大学院 医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻 博士前期2年 松村研究室)が優秀論文発表賞を受賞しました。
本研究発表会は、従来の電気関係学会関西連合大会(2023年まで)を発展させ、学部生、大学院生、高専生、企業の若手技術者などを対象として、発表と議論を通した研鑽・交流の場を提供することを目的としています。
今回の受賞は、髙橋さんが発表した研究成果が、医療福祉分野における革新的な技術として高く評価され、学術的価値や実社会への貢献の可能性が認められたことによるものです。
医療福祉工学研究科は、今後も医療と福祉の分野で新しい技術の開発を目指し、学際的な研究を推進していく方針です。
【発表概要】
テーマ:ネックバンド型高感度集音デバイスによる口腔咽喉音モニタリング
発表者:
髙橋一心(医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻 博士前期2年 松村研究室)
松村雅史(医療福祉工学研究科教授)
水野裕志(医療福祉工学研究科准教授)
辻竜之介(大阪医専)
辻村肇(滋賀医科大学)
研究概要:睡眠時無呼吸症候群(SAS)に代表される睡眠中の呼吸異常を、首元に装着するネックバンド型の高感度マイクを用いて検出する手法を検討。呼吸時に生じる口腔咽喉音や心拍の拍動音といった生体音を頸部皮膚表面から取得し、その信号を解析することで、無呼吸・低呼吸の発生や心拍リズムの変化を捉えられる可能性を示した。
■受賞学生のコメント
今回の受賞は大きな励みとなり、今後の研究への自信にもつながっています。
私は大学院でこの分野に触れ、睡眠時無呼吸症候群をより手軽に見守る技術の必要性を知ったことをきっかけに、この研究に興味を持ちました。生体音はとても小さく扱いが難しいため、データの取り方や解析方法を丁寧に見直しながら工夫を重ねてきました。研究に行き詰まった際には、必要な情報を調べて時系列で整理し、問題点を一つずつ解決していきました。
今後は、より多くのデータで検証を進めながら、呼吸だけでなくさまざまな生体音も活用した、実用的なモニタリング技術へと発展させていきたいと考えています。
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