11月30日(日)、大阪公立大学I-siteなんば(大阪市浪速区)で開催された「電気学会関西支部 若手研究発表会」において、石塚匠さん(大学院 医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻 博士前期1年 松村研究室)が奨励賞を受賞しました。
本研究発表会は、従来の電気関係学会関西連合大会を発展させ、学部生、大学院生、高専生、企業の若手技術者などを対象として、発表と議論を通した研鑽・交流の場を提供することを目的としています。
今回の受賞は、石塚さんが発表した研究成果が、医療福祉分野における革新的な技術として高く評価され、学術的価値や実社会への貢献の可能性が認められたことによるものです。
さらに、日常生活動作時の血圧・呼吸に関する情報を収集するネックバンドデバイスについて、大学院生(生体情報計測研究室)が学会発表を行った結果、4編が学会奨励賞などを受賞しました。
医療福祉工学研究科は、今後も医療と福祉の分野で新しい技術の開発を目指し、学際的な研究を推進していく方針です。
【発表概要】
テーマ:ネックバンドデバイスによる血圧サージのモニタリングと動特性推定
発表者:
石塚匠(医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻 博士前期1年 松村研究室)
中村直生(同専攻 博士前期2年 松村研究室)
松村雅史(医療福祉工学研究科教授)
水野裕志(医療福祉工学研究科准教授)
辻竜之介(大阪医専)
辻村肇(滋賀医科大学)
研究概要: ネックバンド型デバイスによる連続的な血圧モニタリングを用いて、2次系モデルに基づく血圧変動特性の分析を行い、血圧上昇時の傾きを「血圧変化率」として推定。運動様式ごとの血圧変化率を比較した結果、血圧サージ(急激な血圧変動)に特徴的な上昇パターンを示す条件を明らかにした。
■受賞学生のコメント
学部生のころから取り組んできた研究が学外の方にも伝わり、評価していただけたことを大変嬉しく思います。数学的な要素を含む研究内容を1枚のポスターにまとめるにあたり、要点を整理しつつ自分が伝えたいことをどのように表現するかには苦労しましたが、松村先生や先輩方のご助言をいただきながら試行錯誤を重ね、納得のいく構成に仕上げることができました。
今回の受賞を励みに、今後も研究を深めつつ、将来は医療と工学をつなぐエンジニアとして、現場で役立つ製品開発に貢献できるよう技術力を高めていきたいと考えています。
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