11月13日(土)、14日(日)に、ヒト型ロボットのオフライン大会として2年ぶりに開催された「ロボファイト23」で、自由工房 ヒト型ロボットプロジェクトの島田紘也さん(工学部電子機械工学科2年生)が第3位に入賞しました。
「ヒト型ロボットプロジェクト」は、四條畷キャンパスを拠点に活動するプロジェクトで、アルミ板や樹脂を加工して小型のヒト型ロボットを製作し、遠隔操縦用のプログラムも作成。そのロボットで、各地の格闘技会等ヒト型ロボットの大会に出場しています。
今回の大会は、ATCロボットストリートで開催されたROBO-ONE認定大会で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2年ぶりのオフライン開催となりました。島田さんが自作の二足歩行ロボット「ふぇむと」で挑んだのは軽量級(1kg以下)の競技で、過去最多となる34体の出場ロボットの中から、見事3位入賞を果たしました。
約1年半の製作期間は、コロナ禍で制限のある中でしたが、学内や自宅で製作を進めたそうです。機体が重くなりすぎたり、パワーが出なかったりと、何度も試行錯誤を繰り返して今の「ふぇむと」になりました。パーツを工夫することで、機体は軽くても丈夫な作りになっています。
島田さんは「高校生の頃からヒト型ロボットを作ってきました。入賞できたこともとても嬉しいですが、自身にとって3年ぶりのオフライン大会はとても刺激的で、他競技者との情報交換の機会も得られて学びが多くありました。次の大会に向けての改良や、重量級ロボットの製作を頑張ります」と参加、入賞できた喜びを話してくれました。
本学自由工房では、学生による「モノづくり」を支援しており、学生の日々の努力が今回のような成果に結びつくようこれからもサポートしていきます。