2月27日(日)に、ヒト型ロボットのオフライン大会「ロボファイト24」で、自由工房 ヒト型ロボットプロジェクトの島田紘也さん(工学部電子機械工学科2年生)が第3位に入賞しました。
「ヒト型ロボットプロジェクト」は、四條畷キャンパスを拠点に活動するプロジェクトで、アルミ板や樹脂を加工して小型のヒト型ロボットを製作し、遠隔操縦用のプログラムも作成。そのロボットで、各地の格闘技会等ヒト型ロボットの大会に出場しています。
今回の大会は、ATC(大阪南港)で開催されたROBO-ONE認定大会で、重量級の二足歩行ロボット「フェムト」で挑んだ島田さんは、11体の出場ロボットの中から、見事3位入賞を果たしました。
また、今回の結果を受けて、次回ROBO-ONE世界大会決勝戦トーナメント進出権を獲得しています。
構想から1年、約9か月の製作期間を費やした「フェムト」は、重さ約3.5kg。コロナ禍で制限のある中でしたが、主に自宅で製作を進めたそうです。下半身に「長穴減速機構」を用いてモーターの力が2倍になり、パワーアップを図りました。
島田さんは、次の目標である秋に行われるROBO-ONE本戦の入賞以上をめざします。
本学自由工房では、学生による「モノづくり」を支援しており、学生の日々の努力が今回のような成果に結びつくようこれからもサポートしていきます。