8月24日(木)、25日(金)の2日間、建築関連の行政手続きに関するBIM操作講習会(主催:日本建築行政会議、共催:大阪電気通信大学)を本学 寝屋川キャンパスにて開催しました。
昨年に続き開催されたこの講習会は、日本の建築行政を担当する近畿圏の自治体及び確認検査機関の担当者ら63人が参加し、昨年を上回る受講者となりました。
司会進行、概要と取り組み状況の説明は、日本ERI株式会社 JCBA指定機関委員会事務局BIM推進センター長 関戸有里氏が行いました。
講習会では、工学部建築学科の飯島憲一教授が、基礎編として今後の建築確認におけるデジタル化に向けた「BIM(Building Information Modeling)の基礎知識」と「BIMを活用した確認申請について」説明を行い、実務編(BIM操作ソフトの基本操作)として、「プロジェクトの開始」「画面と基本操作」「審査項目の確認」の講習を行い、飯島研究室の学生5人がティーチングアシスタントとして参加しました。
本学は、文部科学省が実施する令和3年度「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に選定を受け、建築の各工程(計画、設計、施工、保守)においてBIMを活用したシミュレーションを行うことができる高度な専門人材の育成を産業界と連携して推進しており、BIMの導入により、建築業界全体のDX化・効率化が期待されています。
ティーチングアシスタントとして参加した学生は、今まで学んできたBIMが社会でどう活用されているかを肌で感じることができ、貴重な学びの場となりました。
今後も建築業界のデジタル化に向けて、本学は建築系のDX教育を推進していきます。
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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