2023.09.11 プレスリリース

大阪電気通信大学が「町家デザインコンペ2023」を開催 -- 京都の伝統的な町家の利活用アイデアを、ジュニアコース(高校生対象)とシニアコース(大学生・社会人対象)で募集

大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)工学部建築学科はこのたび、「町家デザインコンペ2023」を開催する。高校生、高等専門学校生を対象とするジュニアコースと、大学生・大学院生や社会人などが対象のシニアコースの2コースを設け、京都の伝統的な町家の利活用アイデアを募集。歴史ある京町家に対する社会の意識を高めるとともに、利活用によって魅力的な地域資源となりうることの周知を目指す。提出締切はジュニアコースが11月22日(水)必着、シニアコースが12月13日(水)必着。結果発表はいずれも12月末頃を予定している。
 
【本件のポイント】
●京都の伝統的な町家をモデルに、地域の交流施設や活動拠点、地域活性化につながる商業施設等、自由な利活用アイデアを募集
●高校生が対象のジュニアコースと大学~大学院生、社会人が対象のシニアコースの2コースで募集
●大阪電気通信大学の大学院生が計測した3Dデータを活用
 
大阪電気通信大学工学部建築学科は、2018年3月に「建築×ICT」をキャッチフレーズに開設。BIM(Building Information Modeling)をいち早くカリキュラムに取り入れた教育を行ってきた。さらに2024年4月には建築・デザイン学部を開設し、新たに建築専攻と空間デザイン専攻を設置する。
 
同学科では市民・地域・関係団体・企業と連携して町家や空き家等の利活用を図る取り組みを進めており、その一環として昨年から「町家デザインコンペ」を開催している。昨年は高校生のみを対象としていたが、今年は大学生以上が応募できる部門を新たに設置。京都市中京区三条に位置する「町家N邸」を題材に、地域の交流施設や活動拠点、地域活性化につながる商業施設等、アイデアを募集する。
 
技術の進歩によってさまざまな分野でオンライン化が進んでいることに加え、コロナ禍の影響もあり、近年、人と人とが直接接する機会が減少している。人間関係の希薄化も指摘されている中で、そうした時代の潮流をふまえ、「これからの町家利活用」について京町家の特徴を活かした提案を歓迎している。
 
◆町家デザインコンペ2023 応募要項
【課題テーマ】
 これからの町家利活用
【応募資格】
●ジュニアコース(高校生向け)
・高等学校、高等専門学校に通う生徒・学生(高等専門学校の場合は在籍3年以下の学生)
・専攻分野は問わない
・応募は個人またはチームでの応募とする(チームの場合最大3人まで)
●シニアコース(一般向け)
・大学~大学院生、社会人を主とした対象とする
・応募は町家の3Dスキャンデータ(提供分=限定公開)を使用した提案をしてもらう
【募集期間】
・ジュニアコース:提出締切 11月22日(水)必着
・シニアコース:提出締切 12月13日(水)必着
※結果発表はいずれも12月末頃
【募集内容】
●ジュニアコース(高校生向け)
・A3用紙2枚(手書き、ソフトウェアの使用は自由)
〔必須内容〕
(1)作品タイトル
(2)コンセプト
(3)ゾーニング案
(4)提案内容概要
 その他(1)~(4)以外に、文章や表、スケッチ、ダイアグラム、写真など自分の案を効果的に表現できるものを用いてまとめる(映像、模型の提出は不可)。
●シニアコース(一般向け)
・A3用紙3枚以内(ソフトウェアの使用は自由)
〔必須内容〕
(1)作品タイトル
(2)コンセプト
(3)ゾーニング案
(4)提案内容概要
 その他(1)~(4)以外に、文章や表、スケッチ、ダイアグラム、写真、映像、動画など自分の案を効果的に表現できるものを用いてまとめる(模型の提出は不可)。
 ほかにウェブ作品等、デジタルデータでの提出も可(その場合、公開URLなどコンテンツを構成するデータなどを含めること。なお、画面をキャプチャしたカラープリント(A4サイズ5枚以内)も添付すること)。

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