12月18日(月)、大阪国税局による特別講義「日本産酒類の振興」が環境科学科の授業として寝屋川キャンパスで行われました。本学は2015年から酒類試験製造免許を保有しており、環境科学科の学生がベリーベリープロジェクトの取り組みの一環としてオリジナルビールの醸造に挑戦しています。今回はその一環として授業を行いました。
第1部では、植田謙三氏(大阪国税局 酒類業調整官)より、国税庁の取組や日本産種類の輸出動向についてご講演いただきました。国税庁では、日本産酒類のブランド化の推進や輸出拡大に向けた制度改正等、酒類が日本の特産品として輸出事業に寄与できるようなさまざまな取り組みが行われていることについてご説明いただきました。
第2部では、須崎健太郎氏(大阪国税局 酒類指導官)より、酒類に関する免許制度についてのご説明やアルコールパッチテストを実施しました。酒類を製造するためには免許が必要であることや酒類を販売するためにも免許が必要になるということについてご説明いただきました。
学生たちは、講義中の課題として、日本産酒類を振興するためのアイデアや国税庁の取組についてまとめました。また、アルコールパッチテストをすることでお酒に対する自身の体質について知ることができました。
学生からは「日本酒や酒税のことを真面目に聞いたのは初めてで、とてもためになりました」との感想があり、多くの学びがある時間となりました。