環境科学科の学生がベリーベリープロジェクトの取り組みの一環として、大阪電気通信大学オリジナルビールの醸造に挑戦しています。
ベリーベリープロジェクトは、環境科学科 齊藤研究室(齊藤安貴子教授)の学生メンバーを中心とした商品開発プロジェクトです。ブドウ、ラズベリー、ストロベリーを育ててその後実をジュースやお酒にして商品化するまでの取り組みと、それらの実が含む“機能性ポリフェノール”の機能性や、予防医学への応用、そして健康食品への活用などを研究しています。
なお、本学では2015年に酒類試験製造免許が認可されたことにより、清酒、ビール、果実酒、甘味果実酒の4 種類が試験製造できるようになりました。
ビール醸造チームには、1年生から4年生の11人の学生が在籍。ビールキットと本学で栽培したラズベリーから培養した独自の酵母を使用し、ビールを醸造しています。
チームリーダーの環境科学科4年 甲斐慎太郎さんは、「いつかソルティ・ラズベリー(ベリーベリープロジェクトが東日本大震災復興支援会社「株式会社かけあしの会」と共同して開発した炭酸飲料)のように販売できる商品にしたい」と今後の目標を話してくれました。
このチームでは今後も実験や試作を繰り返し、プロジェクトの活動をさらに充実させていきます。