2021.01.07
2021.01.07
2020.12.18
2020.11.10
2020.10.21
2020.10.16
2020.09.23
2020.09.14
2020.07.14
通信工学科では、7月10日(金)の2限・3限に新入生に向けて「学内施設見学会とグループ面談」を行いました。
最初、学科教員から自己紹介を行い、今までオンライン授業を受けていた新入生にとって初めての教員との対面となりました。その後、密にならないように約10名ごとのグループを作り、各グループ3名の大学院生と卒研生の先輩学生スタッフの案内で寝屋川キャンパスの施設見学ツアーを行いました。
図書館・OECUイノベーションスクエア・実験室・衛生通信施設などを見学し、学生のサポートを行う学務課・就職課・資格学習支援センターでは、課の職員から各課の利用の仕方など説明を受けました。
お昼休みは、学生食堂「エル・スエヒロ」で教員と学生スタッフと新入生とで一緒に昼食タイム。後援会のご協力でカツカレーや唐揚げ定食などをおいしくいただきました。コロナ対策のため席が区切られており、会話ができませんでしたが、大学ならではの雰囲気を知ってもらう機会となりました。
3限には、各グループにわかれて歓迎企画のグループワークを実施。自己紹介をしたり、ゲームや実験をしたりと、新入生たちは、入学後初めて同じ学科の学生と対面でコミュニケーションをとることができました。
新入生たちは、さっそくLINEの連絡先を交換するなど友達を作っており、生き生きとした表情で学内ツアーを楽しんでいました。当日は、少し雨が降っている中にもかかわらず、9割近い出席率となりました。
2020.02.17
2月13日(木)・14日(金)に通信工学科4年生が「卒業研究発表会」を行い、今年度も多彩な研究テーマが披露されました。
1年間の研究成果を緊張のなか時間制限内に発表し、研究内容について先生方より質問も多く飛び交った2日間。77人の学生が無事に発表を終えました。
今回、通信工学科は新たな取り組みとして、3年生の学生たちに、わかりやすい発表・頑張った研究を評価するという「学生投票」を行いました。
発表後、各教員より総評が行われ「今日の発表を見ると学生たちは昨年から随分成長したなと実感した。人前で発表する経験を糧に社会に出ても頑張ってほしい」「企業に出たらプレゼン力が本当に大事。企業の中でのプレゼンは今日の発表とスタイルが同じなので、いい勉強になったのではないかと思う。今日はみんな立派でした。今日の発表を糧に社会に出ても頑張ってほしい」とエールを送りました。
優秀発表賞(友電会賞※)は、「Python学習のためのMoodle+VPLを用いるeラーニング環境の構築」をテーマに発表した吉田貴人さん(通信工学科4年生・村上研究室)が選ばれました。
吉田さんは「サーバーの実装にかなり時間がかかり、成果がすぐ出るものではなかったので諦めずに頑張り抜きました。後輩のみなさんは、研究を早めに始めたほうがいいと思います」と伝えました。
卒業研究発表を終えた4年生の姿は、晴れ晴れとやり切った充実感で満たされていました。
※友電会賞:学業成績・スポーツ・社会奉仕活動を通した社会貢献等、学科により相応しいと思われる成果をあげた5学部全学科の卒業予定者(各学科1名)に対し、大阪電気通信大学友電会(同窓会組織)から贈られる賞です。
2020.01.23
電子情報通信学会の2019年12月号「新たな展開を見せる衛星通信・放送・応用技術小特集」に、衛星通信研究施設屋上のパラボラアンテナを含む実験設備が紹介され、通信工学科の前川泰之教授を中心に行われてきた長年にわたる研究成果が掲載されました。(前川泰之、電子情報通信学会誌、第102巻、第12号、pp.1100-1103、2019年12月)
前川教授らが携わっている衛星通信研究施設は、静止軌道上の通信放送衛星(CS、BS、JCSAT1等)の電波を常に受信し、データ伝送効率に関する基礎研究を行っています。これまで30年以上にわたって蓄積した降雨等の気象現象の影響を記録したデータがあり、ITU-R(世界電気通信連合無線通信部門)の標準化活動等に対して世界的にも貴重な研究施設となっています。
同学会誌の「小特集」で前川教授が執筆した6番目の論文「衛星通信における電波伝搬研究」では、本学で1986‐2006年の20年間に測定されたCS(20GHz)とBS(12GHz)の降雨減衰データ、1995~1998年に北海道から九州まで全国の6大学間でJCSAT1(14/12GHz)を用いて共同で行った降雨減衰同時測定、および2003~2006年に京都大学との共同研究で行った日本(RISH、京都大学生存圏研究所)とインドネシア(EAR、赤道大気レーダー)間での降雨減衰上下回線(14/12GHz)同時測定等の成果が詳しく記述されています。
衛星通信研究施設の建物は、寝屋川キャンパス大規模リニューアル工事に伴い取り壊される予定ですが、幸いBSアンテナ(直径1.2m)とその他の小型のアンテナ(直径30~60cm)は今年から新棟屋上に移設されることになっており、今後新棟に移っても衛星通信研究施設は今までと同様に活発な研究を続け、更なるデータの蓄積とITU-R等への貢献が期待されています。
2020.01.15
1月10日(金)、情報通信工学部通信工学科2年生の「キャリアデザイン演習」の授業で、日本電通株式会社技術開発部の小片隆久氏による講演が行われました。
本講演では、「企業が必要とする『人財』」をテーマに、社会で求められるスキルやその習得方法についてわかりやすく説明していただきました。
また、日本電通株式会社と連携してプロジェクトを実施している桃山学院大学の学生さんも参加し、考案したビジネスモデルの発表と本学学生との質疑応答も行いました。
今春3年生になり、将来の進路をより具体的に考え出す学生たちにとって、とても実りのある時間となったようです。
2019.10.23
2019.07.21
通信工学科3年生は、今年度より「卒業研究室配属」をオープンな形でネットワーク通信によりリアルタイムで行いました。ノーベル賞を受賞した安定マッチングというアルゴリズムを採用したので、学生と教員の双方の希望を最大限に叶えることができます。
手順としては、学生は第4希望まで配属したい研究室をOECU MyPageにて電子投票します。各教員は自由な評価基準で受け入れたい順に学生を並べたリストを準備し、それぞれのクライアントにセットします。このリストはMD5ハッシュという技術により偽造防止されます。学生を代表してサーバは第1希望から順に希望する研究室のクライアントに配属を願い出ます。各研究室のクライアントは順位リストに基づいて受け入れの可否をネットワーク通信で回答するという流れです。希望が叶わない学生も教員評価が高い方の研究室に配属されるので、全員の配属が決定します。後の集計により93%の学生の希望が叶っていたことがわかりました。
本来は、数秒で終わるものですが、最新のアルゴリズム・通信プロトコル・偽造防止技術などを身近に体感してもらうという学習効果も狙って、しくみを学生たちに伝えるために通信状況をリアルタイムに画面に表示。その様子をみていた学生らは、希望通りに研究室に配属されるのか期待と緊張の表情で画面を見守っていました。
初めての試みに、教員らは入念に準備を整えたなか、当日は学生の協力も得て無事に配属が決定しました。
2019.07.15
通信工学科では、本年度から1年生の「通信キャリア入門」の授業に、学生に主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、8人の全教員が、タクナルのファシリテーター(講師)研修を受けて、授業を行っています。
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
7月12日(金)のテーマは、「効果的なダイエットの提案」で、16グループにわかれて、この課題について洞察、観察、対話、交渉、反省、学習の再構築という過程のなかで、情報を収集し、それぞれが意見を出し合いながら、発表にむけて準備を進めている活気あふれる授業を取材することができました。
2019.07.01
6月28日(金)通信工学科1年生の「通信キャリア入門」の授業で、情報通信業界で活躍されている同学科卒業生2名をお招きし「大学生活の過ごし方」をテーマにお話しをいただきました。
はじめに、日本コムシス株式会社 ドコモ事業本部 モバイルエンジニアリング部IMCS推進部門IMCS工事担当 東京テクノステーション 現場代理人 澤井紘一氏には、通信建設業界について具体的な仕事内容を含めてお話をいただきました。大学生活の過ごし方に関しては、「向上心をもって、目標に向かい努力と経験を積み重ね、大学時代に本気で取組んだ経験をつかんでほしい」というアドバイスがありました。
つづいて、株式会社インターネットイニシアティブ サービス基盤本部 ネットワーク技術部 モバイル技術課 石川陽介氏には、所属企業での業務に関して、またご自身の大学生活を軸に講演をいただきました。
在学中の学び・研究、熱中したゲームを通して、ご自身の経験から、「社会に出てからも勉強です。何事にも好奇心をもって挑戦しつづける姿勢を忘れないでほしい」というアドバイスがありました。
なお、おふたりには、同学科3年次配当科目「キャリア設計」においても、「就職活動に向けての心構え」をテーマにご講演をいただきました。「コミュニケーション能力」を身につけ社会に興味をもつことなど、具体的なアドバイスをいただきました。
2019.06.24
6月21日(金)通信工学科3年生のキャリア設計の授業で「日本電通株式会社」技術開発部の小片隆久氏による講演が行われました。
講演では、ITエンジニアのさまざまな職種の違いや特徴についてわかりやすく説明していただきました。また通信工学科の学生の就職先と関連の深い「SE(システムエンジニア)」ついての業務内容や就職活動の心構えをわかりやすくお教えいただき、最後は、ご自身の経験をふまえ目標をもって仕事に取り組むことや相手を思いやる姿勢を大切にすることを和やかな雰囲気でお話いただきました。 今後社会へ出たときに、今回教えていただいたことを思い出し未来を切り拓いてほしいと思います。
2019.05.30
2019.04.08
2019.02.25