情報通信工学部通信工学科

2021.11.10

通信工学科が安定マッチングアルゴリズムを利用した卒業研究室配属を実施しました

情報通信工学部 通信工学科は、2019年度より3年生の「卒業研究室配属」をノーベル経済学賞を受賞した安定マッチングアルゴリズムを利用したオンライン投票で実施しています。研究室前に貼りだされた紙に第1希望を記入する従来の方式で起こる、希望の出しづらさやプライバシーなどの問題を解消し、学生と教員の双方の希望を最大限に叶えることができます。
 
 
学生は希望する研究室を第4希望まで選び、Web上にて電子投票します。また、各教員はそれぞれの研究室ごとに設けた評価基準を基に学生を並べたリストを準備し、それぞれのデータをプログラムにセットします。このリストはMD5ハッシュという技術により偽造防止されます。
 
各学生のデータは、第1希望から順に希望する研究室に配属を願い出る処理がなされます。研究室側は、順位リストのデータに基づいて受け入れの可否をネットワーク通信で回答します。希望が通らなかった学生の投票データは第2、第3希望...と希望度の高い順にこの作業を繰り返します。希望がかなわない学生も、教員評価が高い方の研究室に配属されることで、全員の配属が決定します。
後の集計により89.7%の学生の希望が叶っており、配属方法に関するアンケートでも96.3%の学生が従来の方法より安定マッチングを利用した方法が良いと回答し、満足度の高い結果が得られました。
 
 
本来は、数秒で終わるものですが、最新のアルゴリズム・通信プロトコル・偽造防止技術などを身近に体感してもらうという学修効果も狙って、しくみを学生たちに伝えるために通信状況をリアルタイムに画面に表示。その様子を見ていた学生らは、希望通りに研究室に配属されるのか期待と緊張の表情で画面を見守っていました。
 
 

2021.10.06

第38回センシングフォーラムが開催され、通信工学科前川泰之教授が特別講演を行いました

9月30日(木)、10月1日(金)に計測自動制御学会(SICE)計測部門主催、本学共催でオンライン開催された「第38回センシングフォーラム 計測部門大会 ~新たな地平を切り開くセンシング~」で、情報通信工学部 通信工学科の前川泰之教授が特別講演を行いました。
 
「センシングフォーラム」は、センシング技術をキーワードとし、SICEの幅広い計測分野での技術交流・情報交換を通じて、参加者の交流・親睦、若手研究者・技術者の育成を図ることを目的に毎年開催されており、研究発表だけでなく特別講演なども企画されています。
 
前川教授は、2020年度衛星通信研究賞も受賞した「衛星通信回線に対する降雨の影響の長期観測結果」についての特別講演を行いました。
 
 
特別講演では、本学の衛星通信研究施設で過去32年間に、主に衛星放送電波(BS、12GHz)を受信して行われた衛星通信回線に対する降雨の影響を詳しく示し、BS(12GHz)およびCS(20GHz、直径5mのアンテナ)による降雨減衰の年間時間率は、世界電気通信連合(ITU-R)が降雨強度から推奨する予測値とほぼ同じ値を示すことを述べました。
2006年以降は温暖化や集中豪雨の増加により、降雨減衰の統計値は降雨強度の統計値と比べて増加傾向にあり、本学寝屋川キャンパスの他に四條畷キャンパスあるいは守口市の大阪電気通信大学高校にもBSアンテナを設置して同様の測定を10年近く行っています。
 
当日は「この電波観測のネットワークを全国的に広げたら、さらに新しい知見が得られるか」など今後の研究に期待できるような質問も上がり、オンライン上で多くの方々にご聴講いただきました。
 
また、センシングフォーラムにおいて行われた「計測部門・関西支部連携ポスターセッション(若手部門)」の優秀賞のうち2件を本学の大学院生が受賞しました。
 
第38回センシングフォーラム

 

2021.09.27

通信工学科 前川泰之教授・柴垣佳明教授が電子情報通信学会「2020年度衛星通信研究賞」受賞

情報通信工学部通信工学科 前川泰之教授、柴垣佳明教授が電子情報通信学会 衛星通信研究会「2020年度衛星通信研究賞」を受賞し、大石理事長・学長に報告しました。
 
 
「衛星通信研究賞」は、情報通信学会の衛星通信研究専門委員会(SAT研)において行われた講演のうち、特に優秀であり今後の活躍が期待できると認められた講演論文に対して授与されるものです。
 
受賞した論文は「衛星通信回線における台風および前線通過時の降雨減衰特性」。過去30年余りの間に本学の衛星通信研究施設で記録された各種衛星(CS、BS、スカパー、スーパーバード)の電波の降雨時における減衰量を、降雨発生毎に調べたところ、台風が大学(寝屋川市)の東側を通過するときは降雨量に対して比較的大きくなり、西側を通過するときは、比較的小さくなることを発見しました。枚方市にあるアメダスの地上風速のデータと照合すると、降雨減衰は風向が衛星電波の到来方向と逆向きのときに大きくなり、同じ向きのときに小さくなることが60を超える事例から明らかになりました。
衛星電波の降雨による減衰(降雨減衰)が、雨量や雨雲の高さの他に、地上風速の影響を受けることを世界で最初に示したこと。また、雨滴の落下速度(約6m/s)と地上および上空の風速による水平方向の移動速度から、降雨減衰の増加量を理論的に導いたこと。さらに、これらは台風等の災害時における衛星通信の運用にも役立つ情報であることが評価され、今回の受賞につながりました。
 
 
大石理事長・学長は、「日頃の研究が成果として認められたこと、大学としても嬉しく思います。衛星通信施設はOECUイノベーションスクエア内へ移動しましたが、今後の研究成果にも期待しています」と伝えました。
 
 
■受賞名 :電子情報通信学会 衛星通信研究会 2020年度衛星通信研究賞
■受賞論文:衛星通信回線における台風および前線通過時の降雨減衰特性
      前川泰之・佐々木駿一・山崎光資・柴垣佳明

2021.09.23

通信工学科が卒業研究室配属のための説明会・研究室紹介を実施しました

9月21日(火)、卒業研究室配属を控える通信工学科3年生に向けて、研究室配属説明会・研究室紹介を実施しました。
 
 
はじめに、村上恭通教授より研究室配属のスケジュールや実施方法などの説明がありました。
通信工学科では、2019年度卒業研究室配属よりネットワーク通信を利用してリアルタイムで実施しています。
学生たちは希望する研究室を第4希望まで選び、Web上で電子投票。集まった希望と各研究室の評価基準を基に、ノーベル経済学賞を受賞した安定マッチングアルゴリズムを用いて研究室を決定します。
オープンな形で公平に行われ、学生と教員の双方の希望を最大限に叶えることができます。
 
 
その後、各先生による研究室紹介が行われました。
後期から、境 隆一准教授の研究室が加わり、9つの研究室がそれぞれの研究内容や求める学生像などを説明。学生たちは、各研究室の学びや、先輩学生がどんな研究をしているかの紹介などを興味深く聞いていました。
また、研究の話だけではなく、先輩の進路状況や、研究室ごとに開催している様々なイベントについてなど、それぞれの研究室の雰囲気なども伝わってきました。
 
 
 
学生たちはこの説明会や、今後実施予定のリモートでの研究室別相談会などを元に、希望研究室投票を行います。
 
 
10月に行われる配属イベントの様子もお送りしたいと思います。
 
通信工学科の研究室一覧
●木原 満教授 光ファイバ工学研究室
 光ネットワーク・光デバイスの研究
●柴垣 佳明教授 電波応用工学研究室
 ソフトウェア無線技術の研究
●前川 泰之教授 衛星通信工学研究室
 衛星通信の電波伝搬路の研究
●村上 恭通教授 ネットワークセキュリティ研究室
 暗号・情報セキュリティの研究
●何 一偉准教授 通信システム研究室
 計測とシミュレーションによる電波の研究
●境 隆一准教授 データセキュリティ研究室
 暗号・情報セキュリティの研究
●佐藤 寧洋准教授 先端ネットワーク工学研究室
 将来ネットワークアーキテクチャの研究
●土居 元紀准教授 信号処理学研究室
 動画像処理・色彩解析の研究
●光本 浩士准教授 画像情報工学研究室
 医療用画像計測の研究

2021.09.17

授業科目「異分野協働エンジニアリング・デザイン演習~学科横断型プロジェクト~」の最終発表会を行いました

工学部4学科(電子機械工学科、機械工学科、環境科学科、電気電子工学科)と情報通信工学部通信工学科の合同開講科目(3年次)を昨年度より実施しています。

この授業では、異なる学科の学生がチームを構成し、異分野の知識と技能をもとにしたプロジェクト活動を行いながら、技術者としてのチームワークを学ぶことを目的にしています。

 

 ■これまでの活動の様子はこちら

 https://www.osakac.ac.jp/project_now/tcn/852

 

調査研究テーマは生物模倣技術による新しい製品の開発。4つのチームに分かれた学生たちは、6月16日の中間発表を経て、9月15日にこれまでの成果をプレゼンする最終発表会に臨みました。

 

 

この日に向けて各チーム、3D造形先端加工センター等の学内施設で部品製作したり、ミーティングや実験を重ねました。発表では、開発した製品の実物を持参・実験の映像を用意するなど、各チームの趣向を凝らした製品や発表のアイデアを見ることができました。

 

 

■3D造形先端加工センター 

 https://my.matterport.com/show/?m=4KZvaxeCYPM&lang=jp&st=6000&help=0

 

今回のように他学科の学生と一緒に一つのテーマに取り組むことにより、学科を越えた協働作業ならではの幅広い着眼点を取り入れることができます。

異なった角度から出るアイデアを皆で共有し、新たなシミュレーション方法、解析方法や設計手段を利用するなど複数の学科の学生がいるからこその発見をしながら、各チーム、プロジェクトを進めていきました。

また、一つの製作物を完成させるためには様々な知見や技術が必要になります。学生は自身の得意分野のフェーズを担当することで、所属学科の強みや学んだ知識の意義を再発見する良い機会にもなりました。

 

 

今回の発表会のアイデアは、SDGs探求AWARDS 2021(http://sdgs-awards.umedai.jp/)等の学外への出展や学内のアクティブラーニング展示発表スペースである「OECU Muse」への展示を予定しています。

 

「学部学科の枠を超えて専門外の新たな学問にも触れ、研究のイノベーションを起こしたい」

このような学生の想いを形にする本取り組みを、教職員一同応援していきます。



 

2021.07.15

通信工学科3年生のキャリア授業で、就活リアルについて就職内定者が登壇しました

通信工学科3年生対象の授業「キャリア設計」にて、学生たちがこれから就職活動を始めるにあたり、今の自分の立ち位置を認識し、これからすべき事を確認してもらうために、今年就職活動をし既に企業から内定を貰っている同じ通信工学科4年生の先輩5名を迎え、就職活動のリアルについて登壇しました。

 

就職課職員から、内定者に質問していき、「就職活動の始めた時期」や「準備方法」「面接での受け答えの仕方」「自己PRについて」など、自分の体験談を踏まえて後輩にわかりやすく説明しました。

 

今回登壇した内定者は、5名全員夏休み期間中に企業が実施するインターンシップに参加。その際に体感した「業界研究を行い、自分の知らない素敵な企業を知っていくこと」「自分に合う企業を見つけること」「就職活動に慣れること」の大切さを話してくれました。

 

また、誰もが悩む自己PRについても、五者五様のアドバイスがあり、一人は「資格取得は企業に対して仕事をしていく意欲が伝わるので、強いアピールポイントになる。まだ取得するチャンスはあるので、興味のある資格の取得を目指して欲しい!」と熱く教えてくれました。

 

 

そして、全員が口をそろえて教えてくれたのは、「就職課を思う存分利用すること」。

キャリアカウンセラーが常駐しているので、エントリーシートの添削や、面接指導、就職活動の相談にのってくれるので、是非とも利用して欲しいとのことでした。

内定者の話を聞いていた3年生も、疑問点や相談したいことを内定者に質問し、自分事として就職活動を受け止めていました。

 

登壇を終えた内定者からは「多くの人の前で話したので緊張で心臓バクバクした!」と感想を教えてくれましたが、これから就職活動を始める後輩に熱い思いを伝えてくれ、素晴らしいキャリア授業になりました。

2021.07.13

通信工学科1年生のキャリア授業で発表を行いました

通信工学科では、2019年度から、学生に主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、8人の全教員が、タクナルのファシリテーター(講師)研修を受けて、授業を行っています。
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
 
▼前回までの授業の様子はこちら
 
今回のワークテーマは「おすすめのダイエット法を紹介する」。各グループ、食や運動などさまざまな観点からおすすめの方法を提案します。
 
 
前回と同じく、今回もBYOD(Bring Your Own Device)パソコンを活用して、Googleスライドでの共同作業で発表用スライドを作成しました。
Googleスライドを利用することで、一定の距離を保ちながらも、同じファイルを同時に編集することができます。また、グループワークを通してOAスキルの向上にもつながります。
 
学生たちは議論や役割分担にも慣れてきた様子で、調べた情報を元に意見交換を行い、発表用のスライドや台本作成など、チームで相談して準備を進めていました。
 
 
発表当日は、各チームが調べたさまざまなダイエット法についてプレゼン。
前回の発表での学びを活かして、各チームの発表やスライドは更に良いものとなっていました。
 
 
 
発表後には、各教室で担当教員指導のもと振り返りが行われました。
「どのような年齢層を想定したか」「どのように考えてその発表をしたのか」などを個人・チームで改めて考え、今後さまざまな発表の場面で役立つ学びが得られました。
 

2021.06.21

通信工学科でタイピングコンテストを行いました!

通信工学科では、授業などの連絡手段だけでなく、教職員や学生の交流の場としてSlackを活用しています。
そんな中、通信工学科 佐藤寧洋准教授の「タッチタイピングのすすめ」という投稿から、タイピングコンテストが開催されることになりました。
 
「佐藤先生にチャレンジ!」と題して、タイピング練習サイトでの佐藤准教授のスコアを基準に、学生たちがタイピングに挑戦。
学年を越えてさまざまな学生がチャレンジした中、通信工学科1年生の平百合花さんが見事タイピングチャンピオンに輝きました。
 
 
平さんには、村上恭通教授から手作りの賞状と記念品が贈呈されました。
 
 

2021.06.18

新授業科目「異分野協働エンジニアリング・デザイン演習~学科横断型プロジェクト~」にて中間発表会を行いました

工学部4学科(電気電子工学科、電子機械工学科、機械工学科、環境科学科)と情報通信工学部通信工学科の合同開講科目(3年次)を今年度も実施しています。

この授業では、異なる学科の学生がチームを構成し、異分野の知識と技能をもとにしたプロジェクト活動を行いながら、技術者としてのチームワークを学ぶことを目的にしています。

 

調査研究テーマは生物模倣技術による新しい製品の開発。4つのチームに分かれてプロジェクト活動を実施し、6月16日に中間発表会が行われました。

9月の最終発表会にむけ、学生たちは研究テーマ決定の過程や、研究計画等の発表に挑みました。

 

発表の中で出てきたのは、コウモリの超音波や、魚群、モグラの手、魚の形状の特性を利用する製品!

担当教員からも目の付け所が面白い!と話が出ていました。

 

発表での疑問点や、掘り下げて聞きたいことなど、担当教員や他チームの学生が積極的に質問し、熱心に議論を交わしました。

 

中間発表の後、今後の進め方などの打ち合わせが各チームで行われました。

 

最終発表会に向けてプロジェクト活動をさらに展開していきます。

2021.06.18

通信工学科1年生のキャリア授業で発表を行いました

通信工学科では、2019年度から、学生に主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、8人の全教員が、タクナルのファシリテーター(講師)研修を受けて、授業を行っています。
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
 
▼前回の授業の様子はこちら
 
今回のワークテーマは「文化祭の動物園」。各グループ、文化祭に移動動物園を招いて行う企画を提案します。
例年、グループで1枚の模造紙に集まり書き込む形をとっていましたが、今年はコロナ禍の感染防止対策も踏まえ、BYOD(Bring Your Own Device)パソコンを活用して、Googleスライドでの共同作業を導入しました。
 
 
 
Googleスライドを利用することで、一定の距離を保ちながらも、同じファイルを同時に編集することができます。また、グループワークを通してOAスキルの向上にもつながります。
学生らは、企画を考えるために自身のパソコンやスマートフォンを活用して調べものをしたり、自分たちの意見をまとめて読みやすいスライドを作成するなど、積極的にワークに参加していました。
 
 
 
その後、発表当日は各チーム個性的な企画を披露。少し緊張した様子もありながら、自分たちのアイデアを堂々と発表していました。また、発表後には質問や感想などの時間が設けられ、いい議論が生まれる場面も見られました。
 
 
 
学生同士の投票により、最も評価の高いチームには賞品が贈られました。
 
 
 
 
引き続き、通信工学科の特色である「タクナル」を用いたアクティブラーニングの様子をお伝えいたします。

2021.06.11

通信工学科1年生のキャリア授業でアクティブラーニングを実施しています

通信工学科では、2019年度から、学生の主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、8人の全教員が、タクナルのファシリテーター(講師)研修を受けて、授業を行っています。
 
 
 
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
 
この日行われたプロジェクト活動スキル入門の授業では、「(写真を見て)どちらの方がこわい先生か」と「無人島にひとつ持っていくなら何を持っていくか」をテーマに、意見交換の練習が行われました。イメージがしやすいこともあり、どのチームも各々自分の考えを伝えたり、相手に質問を投げかけるなど、活発に議論が交わされました。議論への抵抗感をなくし、多種多様な意見に耳を傾けることや、積極的な姿勢の大切さを知る機会となりました。
 
 
 
引き続き、通信工学科の特色である「タクナル」を用いたアクティブラーニングの様子をお伝えいたします。
 

2021.06.10

通信工学科にて1年生に向けて電子工作実験を行いました

通信工学科の1年生に向けて、電子工作実験を実施しました。

電子工作キットを使い、ラジオを製作。簡単な仕組みですが、これから通信工学科の授業を理解する上で非常に参考になるものばかりのため、半田ごての扱いなど慣れないながらも学生たちは真剣に取り組んでいました。

 

 

 

わからないことがあれば、通信工学科の教員が丁寧に説明を行いました。

 

 

学生からは「小学生のころテクノフェアに参加していて、ラジオ制作がとても印象的だったので本学に入学しました。改めて作ると、配線をもう少し短くした方が良かったなど課題はありましたがとても楽しかったです!」とこたえてくれました。今回の実験で、1年生同士教え合いながら制作することで、友達との仲を深めることができました。

 

当日は、換気や手指の消毒、マスクの着用など、新型コロナウイルス感染症拡大予防対策をとりました。

また、3密を避けるため、広い実験室を使用し、十分に距離を確保して実施をしております。

2021.02.22

通信工学科の学生と教員が「2020年度 人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ 近畿地区予選大会」に参加しました

2月21日(日)、本学の学生と、教育開発推進センター 斉藤幸一特任講師が、「2020年度 人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ 近畿地区予選大会」に参加・発表しました。
 
「人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ」とは、経済産業省がとりまとめ定義した「人生100年時代の社会人基礎力」の育成に資する各大学の取り組みと、その取り組みで成長をとげた学生らの多様な実例を集わせ、これらを審査・表彰し、その実例の周知を図ります。
 
本学からは以下のチームが参加をしました。
 
・2年次キャリア教育科目「キャリアデザイン演習」について プロジェクト遂行能力を育む授業設計
・成長した2つの「伝える」 入学準備教育の先輩企画
 教育開発推進センター 斉藤幸一特任講師+情報通信工学部通信工学科 奥田真結、井上颯人、岩野将
 
コロナ禍の中、主体的に行動した学生らは、活動を通して培った力や経験をプレゼンし、地区奨励賞を受賞しました。
今回の取り組みや発表は、今後の研究・制作活動と発信力を高める貴重な経験となりました。
 
◆「キャリアデザイン演習」での発表会の様子はこちら
 
◆「2020年度 人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ」地区予選大会の結果はこちら

 

2021.02.18

通信工学科の卒業研究発表会を開催しました

2月15日(月)、16日(火)に通信工学科4年生が「卒業研究発表会」を行い、今年度も多彩な研究テーマが披露されました。
 
 
1年間の研究成果を時間制限内に発表し、研究内容について先生方より質問も多く飛び交った2日間。学生たちは無事に発表を終えました。
 
 
 
昨年度から、新たな取り組みとして、わかりやすい発表・頑張った研究を評価するという「学生投票」を行っています。
例年とは異なり、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために4年生以外の対面参加を制限し、3年生などはGoogle Meetでリモート参加をしました。
 
発表後、各教員より総評が行われ「今年は新型コロナウイルス感染症拡大により、大変な状況の中、全ての学生が卒業論文を提出・発表することができてホッとしています。たくさん準備をしてきた中、発表が上手くいった人もそうではない人もいい体験になったと思います」「卒業研究で身に付けたノウハウや知識を、今後も活かしてほしいです」「卒業研究も仕事も目的を持って取り組むものだと忘れないでほしい。発表を聞いていると、締め切りギリギリまで努力をした姿が見えてきました。自信をもって4月からも頑張ってください」と、特殊な環境下で努力をしてきた4年生を称えました。
 
 
最優秀発表賞(友電会賞※)は、「格子マスキング画像によるアモーダル補完を利用したCAPTCHAの提案」をテーマに発表した太田拓真さん(通信工学科4年生・村上B研究室)が選ばれました。
 
 
無料メールやSNSのサービスに対するスパム行為やアカウントの不正取得を防ぐために、文字や画像を認識させて人間と機械(BOT)を見分けるCAPTHAがありますが、高性能化するBOTに対抗するためCAPTHAが複雑化し、逆に人間が認識できないという問題が発生しています。太田さんの研究では、画像を格子で覆い文字や絵の一部を隠したマスキング画像を用いて、人間の持つアモーダル補完能力(見えない部分を頭の中で補う力)を利用して、人間と機械(BOT)を識別するCAPTCHAを提案しています。
 
太田さんは「先生や、研究室の先輩方のおかげで研究を進めることができました」と受賞の喜びや感謝を述べました。
 
 
例年にない形の卒業研究発表でしたが、教員や学生の念入りな準備により、無事に開催することができました。
発表を終えた4年生は、達成感と清々しい気持ちでいっぱいの様子でした。
 
 
【最優秀発表賞】(友電会賞※)
卒業研究題目:格子マスキング画像によるアモーダル補完を利用したCAPTCHAの提案
太田拓真さん(村上B研究室)
 
【セッション別優秀発表者】
セッション1:大学生のSNS利用状況と実測データとの比較に関する研究 西村凌さん(佐藤研究室)
セッション2:SNSのユーザ特性の調査とその利用方法に関する研究 永野寛之さん(佐藤研究室)
セッション3:EDFAを用いたハイパワー光源の作製と埃が及ぼすFCコネクタの影響調査 西岡駿さん(木原研究室)
セッション4:SOSIナップザック暗号の高密度な秘密鍵設計法の提案とPARI/GPによる実装 佐藤南さん(村上B研究室)
セッション5:Ku帯衛星回線における降雨減衰統計の年変動特性について 布野翔也さん(前川研究室)
セッション6:格子マスキング画像によるアモーダル補完を利用したCAPTCHAの提案 太田拓真さん(村上B研究室)
セッション7:融着接続部を持った光ファイバ心線の寿命予測の研究 長廣瑞さん(木原研究室)
セッション8:オンラインゲームにおける通信フロー特性の基礎調査に関する研究 松本拓也さん(佐藤研究室)
 
※友電会賞:学業成績・スポーツ・社会奉仕活動を通した社会貢献等、学科により相応しいと思われる成果をあげた5学部全学科の卒業予定者(各学科1名)に対し、大阪電気通信大学友電会(同窓会組織)から贈られる賞です。

2021.02.12

情報通信工学部主催の『研究室入退室管理システム』ハッカソンが開催されました

情報通信工学部 情報工学科・通信工学科の学生を対象に、学生証による研究室の入退室管理システムを作成するハッカソンを開催しました。
この管理システムは、研究室への入退室等、学生の行動を記録することを目的としており、新型コロナウイルス感染症拡大防止も踏まえて、以下の仕様で開発に挑みました。
 
●システムに求める仕様
1.学生の入退室を学生証のタッチで記録できること(絶対必要)
2.少なくとも以下のいずれかで入退室記録を送信できること
  ・Google Spread Sheetに学籍番号と入退室の別、日付時刻を記録できること
  ・毎日Slackに1日の入退室の記録をまとめたものを投稿できること
  ・毎日指定のメールアドレスに1日の入退室の記録をまとめたデータを送信できること
3.その他ユニークなアイデア大歓迎
 
●支給品
Raspberry Pi 4、Raspberry Pi 4ケース、microSDHC,非接触ICカードリーダー/ライター,HDMIケーブル
 
今回のハッカソンには、学科や学年を越えた9つのグループが挑戦。
開発期間はおよそ1か月半ほどで、多くのチームは直接会うことが難しく、ZoomやGoogle Meet、Slackなどを利用してオンライン上で連携を取りながら開発に当たりました。
最終的には、プレゼン動画とプログラム、資料等を公開し、学生投票により最優秀チームを選出しました。
 
 
 
最優秀チームに選ばれたのは、情報工学科1年生5人で構成された「ゆっくりしていってね」チーム。
 
新型コロナウイルス感染症拡大の状況から、入学以来ほとんど顔を合わせたことのない同級の仲間で構成したチームで、期間中、実際に会えたのは授業前後の1、2回のみでした。
学生証から情報を入手するためのプログラム作成を担当した渡邊泰隆さんと、全体のマネジメントを担当した殿山雄大さんは、遠隔でのコミュニケーションの難しさを感じたそうです。コードを分担して作成するなど、しっかり役割分担をして取り組む中で、細かなニュアンスが伝わりづらく、目的が同じでもメンバーそれぞれが思い描くゴールが違うため、現在の進捗情報の共有や自分の作ったものを人に説明する必要がありました。開発において技術力はもちろん、コミュニケーション力がとても大切だと痛感したそうです。
 
今回開発したシステムは、ユーザーが楽に利用できるように様々な工夫を凝らし、カードをかざした事が分かりやすくなるように、入退室音を再生する際にタイムラグを無くすためマルチプロセス(2つの動作を一緒に行う)を採用。さらに追加要素として、万が一入室履歴のある学生の中で感染者が発生した場合、接触した可能性のある人(同時刻に入室していた人)を列挙するツールを作成しました。
 
 
方法が様々ある中、まだ授業で修得していないようなことも自分で調べたり仲間と協力して取り組み、複雑で立派に見えるものよりシンプルなものを1つ最後まで完成させることを目標に開発を進めました。
渡邊さんと殿山さんは、ハッカソンへの参加をとても楽しみにしていたと話し、他チームのアイデアもとても刺激になり、今後もこのような機会は積極的に挑戦していきたいと、意欲を見せてくれました。
 
今回のハッカソンは、オンラインでも仲間と連携してモノづくりをできると証明する取り組みとなりました。
各作品のソースコードは公開されており、自由に使用することができます。また、既に実際に運用されている作品もあり、本学メディアコミュニケーションセンターの演習室の入退室管理に使用予定です。
 
*ハッカソンとは
ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛け合わせて造られた造語
IT技術者がチームを組み、与えられたテーマに対して、定められた期間にソフトウェアやサービスを開発し、アイデアの斬新さや技術の優秀さなどを競い合うイベント

2021.02.04

通信工学科の学生がテクノアイデアコンテスト「テクノ愛2020」で入賞しました

通信工学科2年生の学生チームが、「地域連携プロジェクト入門」の授業内で取り組んだ『テクノアイデアコンテスト「テクノ愛2020」』にて健闘賞を受賞しました。
同コンテストは、将来の産業・科学技術の発展を担う人材の育成、科学技術やモノづくりへの関心を高めることを目的に、技術に関する幅広いアイデアを広く募集するアイデアコンテストです。
 
通信工学科2年生3人で構成した学生チームは、「人のための改札」というアイデアを提案。
このアイデアは、従来の改札機が「右利き」を前提としたシステムであることに対し、万引き防止システムの原理を使い、タッチ式ではなくゲートウェイ型にすることで利き手による不便さや、感染症対策の一つであるタッチレスの普及、さらには車椅子の方などへのバリアフリーも実現できるといったものです。
 
 
通信工学科2年生 村山大輔さんのコメント
新型コロナウイルス感染症拡大の状況から、メンバーと集まる機会がほとんどなかったので時間のすり合わせが大変でした。今回の受賞を通して、普段から思っている不便なことなどは自分の行動一つで変えられるのかもしれないという可能性を感じました。今後、アイデアを実現して社会をよりよくするために、まずは今社会が直面している様々な問題に気付けるように視野を広げていきたいと思います。

2021.01.07

通信工学科「キャリアデザイン演習」で入学予定者向けのビデオレターを制作・発表会を行いました

通信工学科2年生の「キャリアデザイン演習」の授業で、今春入学予定者向けに履修登録の方法や授業の受け方等について説明する、5分程度のビデオレターを制作しました。
 
 
1月6日(水)に発表会を行い、今回制作した18チームのうち、事前投票で決定した上位3チームの映像を視聴しました。
 
第1位 4G「遠隔授業の受け方」
 
第2位 三「先輩が教える完ぺきな履修登録の仕方」
 
第3位 水球オムライス「みんなで集まれる場所を作る」
 
 
履修登録の方法を説明するものや、オンラインでの課題提出方法、ファイルのPDF化の解説など、初めてで何もわからない入学予定者へ向けて、分かりやすく説明する映像となっており、発表に駆け付けた教職員からも大変好評でした。
見ている人を飽きさせないエンターテイメント性を重視したものや、分かりやすさを重視し音声にこだわったものなど、学生の力作を視聴しました。
 
その後、就職課職員より卒業後の進路に向けてのキャリアガイダンスが行われました。
今回のビデオレター制作やガイダンスは、自分のキャリア形成について考えるきっかけとなりました。
 
 
今回制作した映像は、入学前教育の中で新入生向けに公開を予定しています。

2021.01.07

通信工学科の学生がMY FUTURE CAMPUS「課題解決プロジェクト」で入賞しました

通信工学科2年生の学生チームが、「キャリア概論」の授業内で取り組んだ「課題解決プロジェクト_season2<テーマ提供企業:グーグル合同会社>」にて佳作を受賞しました。
 
 
学生のキャリア支援プロジェクト MY FUTURE CAMPUSが主催する「課題解決プロジェクト」は、企業課題をテーマにした企画アイデアコンテストです。
年間を通して様々な企業から出題されるテーマに沿って、学生ならではの解決策を考え、企画書にまとめます。
 
今回のテーマはグーグル合同会社から出題された『AIを活用し、あなたが関心のある社会課題の解決策を提案してください。』
通信工学科2年生4人で構成した「みんなの家事を手伝い隊」チームは、応募総数117チームの中から、見事上位20位、佳作に選ばれました。
 
 
このチームは「未来の家庭の食卓を支えるAI料理」と題して、家事の中でも特に料理のサポートに焦点を当てて、「切る」「焼く」「味付け」など料理の工程を分析し、センサーやカメラで食材を判断、火加減の調節や食材を指定の形・大きさに切る、味・濃度を判定して調味料を入れるなどの工程をAIを用いて補助してもらう実用的なアイデアを発表しました。
 

2020.12.18

新授業科目「異分野協働エンジニアリング・デザイン演習~学科横断型プロジェクト~」の最終発表会を行いました

工学部4学科(電子機械工学科、機械工学科、環境科学科、電気電子工学科)と情報通信工学部通信工学科の合同開講科目(3年次)が今年度より開始されました。
この授業では、異なる学科の学生がチームを構成し、チームワークの大切さに気づきながら、プロジェクト活動を実施します。
 ■これまでの活動の様子はこちら
 
調査研究テーマは生物模倣技術による新しい製品の開発。5チームに分かれた学生たちは、10月14日の中間発表を経て、12月16日にこれまでの成果をプレゼンする最終発表会に臨みました。
 
 
 
この日に向けて各チーム、学内の3D造形先端加工センターで3Dスキャンを行い部品製作したり、OECUイノベーションスクエアのプロジェクトルームでミーティングや実験を重ねました。
チームによっては実際に昆虫館に行き、生物の生態と行動を調べるなど、様々な準備をしてきました。
 
 ■3D造形先端加工センター 
 ■OECUイノベーションスクエア
 
 
 
今回のように他学科の学生と一緒に一つのテーマに取り組むことにより、他学科との協働作業ならではの幅広い着眼点を取り入れることができます。
異なった角度から出るアイデアを皆で共有し、新たなシミュレーション方法や解析方法、設計手段を利用するなど複数の学科の学生がいるからこその発見をしながら、各チーム、プロジェクトを進めていきました。
また、一つの製作物を完成させるためには様々な知見や技術が必要になります。学生は自身の得意分野のフェーズを担当することで、自身の学科の強みや学んだ知識の意義を再発見する良い機会にもなりました。
 
今回の発表会のアイデアは、SDGs探求AWARDS 2020(http://sdgs-awards.umedai.jp/)への出展や学内のアクティブラーニング展示発表スペースである「OECU Muse」への展示を予定しています。
 
 
「学部学科の枠を超えて専門外の新たな学問にも触れ、研究のイノベーションを起こしたい」
このような学生の想いを形にする本取り組みを、教職員一同応援していきます。
 
【各チームのプロジェクト内容はこちら】
チーム1:海流発電 次世代発電への生物模倣
     ~海流発電のプロペラを楓科の種子で最大効率に~
チーム2:蝉の鳴き声の模倣
     ~蝉の共鳴室を模倣した音響機器の開発~
チーム3:生物(猛禽類の羽等)を模倣した空力特性
     ~ドローンやプロペラの騒音防止~
チーム4:ドローン運送の実用化に向けた商品の開発
     ~ネコの着地機能の応用による衝撃吸収の模倣~
チーム5:タコの脚の生物模倣
     ~タコの脚と吸盤を模倣したアームの作成~

2020.11.10

通信工学科で、昨年度のICT関連資格取得者への「学長奨励賞」授与を行いました

通信工学科にて、実学道場プロジェクト※の対象資格を取得した学生に贈られる「学長奨励賞」の授与を行いました。
 
本学では、1年次に入門レベルのICT(情報通信技術)関連の資格取得を推進しています。「学長奨励賞」はITパスポートやMOSといったICT関連の資格を取得した1年生に授与されますが、昨年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止の観点から、授与式を開催することができませんでした。
 
半年以上遅れてしまいましたが、このたび通信工学科の昨年度の資格取得者に、個別に賞状と副賞の授与を行いました。例年のような授与式を行うことはできませんでしたが、学生たちの努力を称える機会となりました。
 
※実学道場プロジェクト…多くの学生に資格取得の有効性を呼びかけ、資格取得などを通して得た知識の定着や達成感を体験することで、一層の勉学意欲を高めるための支援プロジェクトです。